18.16.7. レプリケーションに対する HornetQ サーバーの設定


ライブサーバーとバックアップサーバーをレプリケートペアとして設定するには、各サーバーの standalone-full-ha.xml ファイルに以下の設定が含まれるように設定します。
<shared-store>false</shared-store>
<backup-group-name>NameOfLiveBackupPair</backup-group-name>
<check-for-live-server>true</check-for-live-server>
.
.
.
<cluster-connections>
   <cluster-connection name="my-cluster">
      ...
   </cluster-connection>
</cluster-connections>
警告
管理者は、共有ストアとレプリケートされた設定の設定を混在させないように注意する必要があります。たとえば、レプリケーションに使用される backup-group-name 属性は、共有ストアを示す shared-storetrue に設定されている場合は設定できません。
表18.15 HornetQ レプリケーション設定属性
属性 説明
shared-store
このサーバーが共有ストアを使用しているかどうか。レプリケートされた設定では、この値を false に設定する必要があります。デフォルトは false です。
backup-group-name
お互いをレプリケートするライブ/バックアップペアを識別する一意名です。
check-for-live-server
レプリケートされたライブサーバーが現在のクラスターを確認し、同じノード ID を持つライブサーバーがあるかどうかを確認します。デフォルトは false です。
failover-on-shutdown
このバックアップサーバー(バックアップサーバーである場合)が通常のサーバーのシャットダウン時にライブサーバーになるかどうか。デフォルトは false です。
また、バックアップサーバーはバックアップとして明示的にフラグ付けする必要があります。
<backup>true</backup>
表18.16 HornetQ バックアップサーバー設定属性
属性 説明
allow-failback
元のライブサーバーが復旧したときにこのサーバーを自動的にシャットダウンするかどうか。デフォルトは true です。
max-saved-replicated-journal-size
フェイルバック発生後に保持するバックアップジャーナルの最大数。allow-failback が true の場合のみこの属性を指定する必要があります。デフォルト値は 2 です。つまり、ライブサーバーからジャーナルを複製し、再度バックアップになるように 2 回フェイルバック後にバックアップサーバーを再起動する必要があります。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat, Inc.