2.2.6. 2 台のマシンでの管理対象ドメインの作成


注記
この例の実行には、ファイアウォールの設定が必要になることがあります。
1 台のマシンがドメインコントローラーで、別のマシンがホストである 2 台のマシンで管理対象ドメインを作成できます。詳細は、「ドメインコントローラー」 を参照してください。
  • IP1 = ドメインコントローラーの IP アドレス (マシン 1)
  • IP2 = ホストの IP アドレス (マシン 2)

手順2.6 2 台のマシンで管理対象ドメインを作成

  1. マシン 1 での作業

    1. add-user.sh スクリプトを使用して管理ユーザーを追加します。たとえば、ホストがドメインコントローラーを認証できるため、slave01 です。add-user 出力の SECRET_VALUE をメモします。
    2. 専用のドメインコントローラー向けに事前設定された host-master.xml 設定ファイルを使用してドメインを起動します。
    3. -bmanagement=$IP1 を使用して、ドメインコントローラーを他のマシンが見えるようにします。
      EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-master.xml -bmanagement=$IP1
  2. マシン 2 での作業

    1. EAP_HOME/domain/configuration/host-slave.xml ファイルをユーザークレデンシャルで更新します。
      	<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>
              <host xmlns="urn:jboss:domain:1.6" name="slave01">   
              <!-- add user name here -->
               <management>
                  <security-realms>
                     <security-realm name="ManagementRealm">
                        <server-identities>
                          <secret value="$SECRET_VALUE" />   
                          <!-- use secret value from add-user.sh output-->
                        </server-identities> 
                        ...
    2. ホストを起動します。
      EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-slave.xml  -Djboss.domain.master.address=$IP1 -b=$IP2
  3. ドメインを管理します。

    CLI を使用する場合:
    EAP_HOME/bin/jboss-cli.sh -c --controller=$IP1
    
    Web コンソールを使用する場合:
    http://$IP1:9990
    
    サーバーのインデックスページへアクセスします。
    http://$IP2:8080/
    http://$IP2:8230/
    
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