10.5.9. カスタムデプロイメントスキャナーの定義


概要

管理コンソールまたは管理 CLI を使用して新しいデプロイメントスキャナーを追加できます。デプロイメントを確認するためにスキャンする新しいディレクトリーを定義します。デフォルトのデプロイメントスキャナーは EAP_HOME/standalone/deployments/ を監視します。既存のデプロイメントスキャナーの設定に関する詳細は、「管理 CLI でのデプロイメントスキャナーの設定」 を参照してください。

手順10.13 管理 CLI でのカスタムデプロイメントスキャナーの定義

  1. 管理 CLI の add 操作を使用してデプロイメントスキャナーを追加します。
    [standalone@localhost:9999 /] /subsystem=deployment-scanner/scanner=new-scanner:add(path=new_deployment_dir,relative-to=jboss.server.base.dir,scan-interval=5000)
    {"outcome" => "success"}
    注記
    指定のディレクトリーがすでに存在しないと、このコマンドに失敗し、エラーが発生します。
  2. 新しいデプロイメントスキャナーが standalone.xml ファイルおよび管理インターフェースに表示されるようになりました。

    例10.10 からの抜粋 standalone.xml

    <subsystem xmlns="urn:jboss:domain:deployment-scanner:1.1">
    	<deployment-scanner path="deployments" relative-to="jboss.server.base.dir" scan-interval="5000"/>
    	<deployment-scanner name="new-scanner" path="new_deployment_dir" relative-to="jboss.server.base.dir" scan-interval="5000"/>
    </subsystem>
  3. デプロイメント用に指定のディレクトリーがスキャンされるようになりました。デプロイメントスキャナーを使用してアプリケーションをデプロイする方法は、「デプロイメントスキャナーを使用してスタンドアロンサーバーインスタンスにアプリケーションをデプロイ」 を参照してください。

結果

新しいデプロイメントスキャナーが定義され、デプロイメントの監視が行われています。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.