21.4.2. デフォルトセッション Bean アクセスタイムアウト値の設定


JBoss 管理者は、シングルトンおよびステートフルセッション Bean のデフォルトのタイムアウト値を指定できます。デフォルトのタイムアウト値は管理コンソールまたは CLI を使用して変更できます。デフォルト値は 5000 ミリ秒です。

手順21.16 管理コンソールを使用してデフォルトのセッション Bean アクセスタイムアウト値を設定

  1. 管理コンソールへログインします。「管理コンソールへのログイン」を参照してください。
  2. 画面上部の Configuration タブをクリックします。Container メニューを展開し、EJB 3 を選択します。Container タブを選択します。
  3. Edit をクリックします。Details エリアのフィールドを編集できるようになりました。
  4. Stateful Access TimeoutSingleton Access Timeout のテキストボックスに、必要な値を入力します。
  5. Save をクリックして終了します。

手順21.17 CLI を使用したセッション Bean のアクセスタイムアウト値の設定

  1. CLI ツールを起動し、サーバーに接続します。「管理 CLI を使用した管理対象サーバーインスタンスへの接続」 を参照してください。
  2. 次の構文で write-attribute 操作を使用します。
    /subsystem=ejb3:write-attribute(name="BEANTYPE", value=TIME)
    Copy to Clipboard
    • BEANTYPE は、ステートフルセッション Bean の default-stateful-bean-access-timeout、シングルトンセッション Bean の default-singleton-bean-access-timeout に置き換えます。
    • TIME を必要なタイムアウト値に置き換えます。
  3. read-resource 操作を使用して変更を確認します。
    /subsystem=ejb3:read-resource
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例21.12 CLI を使用してデフォルトのステートフル Bean のアクセスタイムアウト値を 9000 に設定する

[standalone@localhost:9999 /] /subsystem=ejb3:write-attribute(name="default-stateful-bean-access-timeout", value=9000)  
{"outcome" => "success"}
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例21.13 XML 設定の例

<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:ejb3:1.2">
   <session-bean>
      <stateless>
         <bean-instance-pool-ref pool-name="slsb-strict-max-pool"/>
      </stateless>
      <stateful default-access-timeout="5000" cache-ref="simple"/>
      <singleton default-access-timeout="5000"/>
   </session-bean>
   
</subsystem>
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