3.4.6. バッチモードでの管理 CLI の使用
概要
バッチ処理により、複数の操作リクエストをシーケンスにグループ化し、ユニットとして一緒に実行できます。シーケンスの操作リクエストのいずれかが失敗すると、操作のグループ全体がロールバックされます。
注記
バッチモードは条件付きステートメントをサポートしません。
手順3.9 バッチモードのコマンドおよび操作
バッチモードの開始
batch コマンドでバッチモードを 開始 します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow [standalone@localhost:9999 /] batch
[standalone@localhost:9999 /] batch
バッチモードになると、プロンプトにハッシュ (#
) が表示されます。バッチへの操作要求の追加
バッチモードでは、通常通りに操作リクエストを入力します。操作リクエストは、入力順にバッチに追加されます。操作リクエストのフォーマットに関する詳細は、「管理 CLI での操作およびコマンドの使用」 を参照してください。バッチの実行
操作リクエストのシーケンス全体を入力したら、run-batch コマンドでバッチを実行します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow [standalone@localhost:9999 / #] run-batch The batch executed successfully.
[standalone@localhost:9999 / #] run-batch The batch executed successfully.
バッチ処理で使用できるコマンドの完全リストは、「CLI のバッチモードコマンド」 を参照してください。外部ファイルに保存されたバッチコマンド
頻繁に実行する batch コマンドは、外部テキストファイルに保存できます。batch コマンドの引数として完全パスをファイルに渡すか、run- batch コマンドの引数として直接実行することができます。テキストエディターを使用して、batch コマンドファイルを作成できます。各コマンドは 1 行で記載する必要があり、CLI はこれにアクセスできる必要があります。以下のコマンドは、myscript.txt
ファイルをバッチモードで読み込みます。このファイルのすべてのコマンドを編集または削除できるようになりました。新しいコマンドを挿入することもできます。このバッチセッションでの変更は、myscript.txt
ファイルに永続化されません。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow [standalone@localhost:9999 /] batch --file=myscript.txt
[standalone@localhost:9999 /] batch --file=myscript.txt
次のコマンドは、myscript.txt
ファイルに保存されている batch コマンドを即座に実行します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow [standalone@localhost:9999 /] run-batch --file=myscript.txt
[standalone@localhost:9999 /] run-batch --file=myscript.txt
結果
入力された操作リクエストのシーケンスがバッチとして完了します。