第7章 リモート JNDI ルックアップ
7.1. JNDI へのオブジェクトの登録
Java Naming and Directory Interface (JNDI) は、Java ソフトウェアクライアントによる名前を使ったオブジェクトの検出およびルックアップを可能にするディレクトリーサービスの Java API です。オブジェクトを検索するには、最初にそのオブジェクトを JNDI に登録する必要があります。
java:jboss/exported
環境。
以下は、JMS キューを
メッセージング
サブシステムの JNDI に登録して、リモート JNDI クライアントが検索できるようにする方法の例です。
java:jboss/exported/jms/queue/myTestQueueリモート JNDI クライアントは、上記の名前を使用してオブジェクトを検索できます。ただし、を指定する必要はありません。
java:jboss/exported/
リモートクライアントを検索するときの接頭辞。リモート JNDI クライアントは、次の名前を使用してリモートオブジェクトを検索できます。
jms/queue/myTestQueue
例7.1 スタンドアロンサーバーの JMS キュー設定の例
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:messaging:1.4"> <hornetq-server> ... <jms-destinations> <jms-queue name="myTestQueue"> <entry name="java:jboss/exported/jms/queue/myTestQueue"/> </jms-queue> </jms-destinations> </hornetq-server> </subsystem>