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8.5.7. リモート EJB データ圧縮

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これまでのバージョンの JBoss EAP には、EJB プロトコルメッセージが含まれるメッセージストリームを圧縮できる機能が含まれていました。この機能は JBoss EAP 6.3 以降に含まれています。
圧縮は現在、クライアントおよびサーバー側にあるべき EJB インターフェース上のアノテーションでのみ指定できます。現在、圧縮ヒントを指定するのと同等の XML はありません。
データ圧縮のヒントは、JBoss アノテーションを介して指定できますorg.jboss.ejb.client.annotation.CompressionHint。ヒントの値では、リクエスト、応答、要求、応答を圧縮するかどうかを指定します。@CompressionHint デフォルトをcompressResponse=truecompressRequest=true に追加。
アノテーションはインターフェースレベルで指定して、以下のように EJB のインターフェース内のすべてのメソッドに適用できます。
import org.jboss.ejb.client.annotation.CompressionHint;

@CompressionHint(compressResponse = false)
public interface ClassLevelRequestCompressionRemoteView {
    String echo(String msg);
}
また、アノテーションは EJB のインターフェースにある特定のメソッドに適用できます。以下に例を示します。
import org.jboss.ejb.client.annotation.CompressionHint;

public interface CompressableDataRemoteView {

    @CompressionHint(compressResponse = false, compressionLevel = Deflater.BEST_COMPRESSION)
    String echoWithRequestCompress(String msg);

    @CompressionHint(compressRequest = false)
    String echoWithResponseCompress(String msg);

    @CompressionHint
    String echoWithRequestAndResponseCompress(String msg);

    String echoWithNoCompress(String msg);
}
上記の compressionLevel 設定は、以下の値にすることができます。
  • BEST_COMPRESSION
  • BEST_SPEED
  • DEFAULT_COMPRESSION
  • NO_COMPRESSION
CompressionLevel のデフォルト設定は Deflater.DEFAULT_COMPRESSION です。
メソッドレベルでのクラスレベルのアノテーションの上書き:
@CompressionHint
public interface MethodOverrideDataCompressionRemoteView {

    @CompressionHint(compressRequest = false)
    String echoWithResponseCompress(final String msg);

    @CompressionHint(compressResponse = false)
    String echoWithRequestCompress(final String msg);

    String echoWithNoExplicitDataCompressionHintOnMethod(String msg);
}
クライアント側で、org.jboss.ejb.client.view.annotation.scan.enabled システムプロパティーが true に設定されていることを確認します。このプロパティーは JBoss EJB Client に対してアノテーションをスキャンするように指示します。
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