6.2.3. 国際化されたロガー、メッセージ、例外の現地語化
6.2.3.1. Maven での新しい翻訳プロパティーファイルの作成
Maven でビルドされているプロジェクトは、含まれているメッセージロガーとメッセージバンドルごとに空の翻訳プロパティーファイルを生成できます。これらのファイルは新しい翻訳プロパティーファイルとして使用することができます。
新しい翻訳プロパティーファイルを生成するよう Maven プロジェクトを設定する手順は次のとおりです。
完全な例については、
logging-tools
クイックスタートを参照してください。
要件:
- 作業用の Maven プロジェクトがすでに存在している必要があります。
- JBoss Logging Tools に対してプロジェクトが設定されていなければなりません。
- 国際化されたログメッセージや例外を定義する 1 つ以上のインターフェースがプロジェクトに含まれていなければなりません。
手順6.4 Maven での新しい翻訳プロパティーファイルの作成
Maven 設定を追加する
追加します-AgenereatedTranslationFilePath
Maven コンパイラープラグイン設定へのコンパイラー引数を指定し、新しいファイルが作成されるパスを割り当てます。<plugin> <groupId>org.apache.maven.plugins</groupId> <artifactId>maven-compiler-plugin</artifactId> <version>2.3.2</version> <configuration> <source>1.6</source> <target>1.6</target> <compilerArgument> -AgeneratedTranslationFilesPath=${project.basedir}/target/generated-translation-files </compilerArgument> <showDeprecation>true</showDeprecation> </configuration> </plugin>
上記の設定により、Maven プロジェクトのtarget/generated-translation-files
ディレクトリーに新しいファイルが作成されます。プロジェクトをビルドします。
Maven を使用してプロジェクトをビルドします。[Localhost]$ mvn compile
注釈が付けられたインターフェイスごとに 1 つのプロパティーファイルが作成されます
@MessageBundle
また@MessageLogger
。各インターフェースが宣言された Java パッケージに対応するサブディレクトリーに新しいファイルが作成されます。
新しい各ファイルには、次の構文を使用して名前が付けられます。
InterfaceName
このファイルが生成されたインターフェイスの名前です: InterfaceName.i18n_locale_COUNTRY_VARIANT.properties
。
これらのファイルは新しい翻訳の基礎としてプロジェクトにコピーできます。