5.4. ロギングプロファイル
5.4.1. ロギングプロファイル
重要
ロギングプロファイルは、バージョン 6.1.0 以降でのみ使用できます。管理コンソールを使用して設定することはできません。
ロギングプロファイルは、デプロイされたアプリケーションに割り当てることができる独立したロギング設定のセットです。通常の logging サブシステム同様にロギングプロファイルはハンドラー、カテゴリー、およびルートロガーを定義できますが、他のプロファイルや主要な logging サブシステムを参照できません。設定が容易である点でロギングプロファイルは logging サブシステムと似ています。
ロギングプロファイルを使用すると、管理者は、他のロギング設定に影響を与えることなく、1 つ以上のアプリケーションに固有のロギング設定を作成できます。各プロファイルはサーバー設定で定義されるため、ロギング設定を変更しても影響を受けるアプリケーションを再デプロイする必要はありません。
各ロギングプロファイルに含めることができる設定は次のとおりです。
- 一意な名前これは必須です。
- 任意の数のログハンドラー。
- 任意の数のログカテゴリー。
- 最大 1 つのルートロガー。
アプリケーションでは
logging-profile
属性を使用して、MANIFEST.MF
ファイルで使用するロギングプロファイルを指定できます。