18.4.4. EJB へのリモートアクセス
18.4.4.1. リモートメソッドアクセスについて
サポートされているトランスポートタイプ
- ソケット/セキュアソケット
- RMI/RMI over SSL
- HTTP / HTTPS
- サーブレット/セキュアサーブレット
- Bisocket/Secure Bisocket
データマーシャリング
リモーティングシステムは、データマーシャリングおよびアンマーシャリングサービスも提供します。データマーシャリングとは、ネットワークとプラットフォームの境界を越えてデータを安全に移動し、別のシステムがデータに対して作業を実行できるようにする機能を指します。その後、作業は元のシステムに送り返され、ローカルで処理されたかのように動作します。
アーキテクチャーの概要
Remoting を使用するクライアントアプリケーションを設計するときは、URL タイプ形式の単純な文字列である InvokerLocator
と呼ばれる特別なタイプのリソースロケーターを使用するようにアプリケーションを設定することにより、サーバーと通信するようにアプリケーションに指示します。サーバーは、リモーティング
サブシステムの一部として設定されている コネクター
でリモートリソースの要求をリッスンします。コネクター
は、設定された ServerInvocationHandler
に要求を渡します。各 ServerInvocationHandler
はメソッドを実装しますinvoke(InvocationRequest)
、リクエストの処理方法を知っています。
JBossRemotingFramework レイヤー
- ユーザーは外層と対話します。クライアント側では、外層は
Client
クラス。呼び出し要求を送信します。サーバー側では、ユーザーによって実装され、呼び出し要求を受け取るのは InvocationHandler です。 - トランスポートは、呼び出し側レイヤーによって制御されます。
- 最下層には、データ形式をワイヤ形式に変換するマーシャラーとアンマーシャラーが含まれています。