12.6.3. トランザクションログ
12.6.3.1. トランザクションログメッセージ
ログファイルを読み取り可能に保ちながらトランザクションステータスを追跡するには、
DEBUG
トランザクションロガーのログレベル。詳細なデバッグについては、TRACE
ログレベル。参照する「トランザクションサブシステムのログ設定」トランザクションロガーの設定についての情報。
TRACE
ログレベルでログを記録するよう設定すると、トランザクションマネージャー は多くのロギング情報を生成できます。最も一般的なメッセージの一部は次のとおりです。このリストは包括的ではないため、これら以外のメッセージが表示される場合があります。
トランザクションの開始 |
トランザクションが開始されると、次のコードが実行されます。
com.arjuna.ats.arjuna.coordinator.BasicAction::Begin:1342 tsLogger.logger.trace("BasicAction::Begin() for action-id "+ get_uid()); |
トランザクションのコミット |
トランザクションがコミットすると、次のコードが実行されます。
com.arjuna.ats.arjuna.coordinator.BasicAction::End:1342 tsLogger.logger.trace("BasicAction::End() for action-id "+ get_uid()); |
トランザクションのロールバック |
トランザクションがロールバックすると、次のコードが実行されます。
com.arjuna.ats.arjuna.coordinator.BasicAction::Abort:1575 tsLogger.logger.trace("BasicAction::Abort() for action-id "+ get_uid()); |
トランザクションのタイムアウト |
トランザクションがタイムアウトすると、次のコードが実行されます。
com.arjuna.ats.arjuna.coordinator.TransactionReaper::doCancellations:349 tsLogger.logger.trace("Reaper Worker " + Thread.currentThread() + " attempting to cancel " + e._control.get_uid());
この結果、上記のように同じスレッドがトランザクションをロールバックすることが示されます。
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