11.2. CDI を使用する
11.2.1. 最初の手順
11.2.1.1. CDI を有効にする
概要
Contexts and Dependency Injection (CDI) は、JBoss EAP 6 のコアテクノロジーの 1 つであり、デフォルトで有効になっています。何らかの理由で無効になっていて、有効にする必要がある場合は、次の手順に従ってください。
手順11.1 JBoss EAP 6 で CDI を有効にする
CDI サブシステムの詳細が設定ファイルからコメント化されているかどうかを確認してください。
サブシステムを無効にするには、domain.xml
またはstandalone.xml
設定ファイルの関連セクションをコメントアウトするか、関連セクションを完全に削除します。EAP_HOME/domain/configuration/domain.xml またはEAP_HOME
/standalone/configuration/standalone.xml
で CDI サブシステムを見つけるには、次の文字列を検索します。存在する場合は、<extensions> セクション内にあります。<extension module="org.jboss.as.weld"/>
使用しているプロファイルには、次の行も含まれている必要があります。プロファイルは、<profiles> セクション内の個々の <profile> 要素にあります。<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:weld:1.0"/>
ファイルを編集する前に、JBoss EAP 6 を停止します。
JBoss EAP 6 は実行中に設定ファイルを変更するため、設定ファイルを直接編集する前にサーバーを停止する必要があります。設定ファイルを編集して、CDI サブシステムを復元します。
CDI サブシステムがコメント化されている場合は、コメントを削除します。完全に削除された場合は、ファイルの </extensions> タグのすぐ上にある新しい行に次の行を追加して復元します。<extension module="org.jboss.as.weld"/>
- また、<profiles> セクションの関連するプロファイルに次の行を追加する必要があります。
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:weld:1.0"/>
JBoss EAP 6 を再起動します。
更新した設定で JBoss EAP 6 を起動します。
結果
JBoss EAP 6 は、CDI サブシステムを有効にして起動します。