6.2.6.2. 翻訳プロパティーファイルの形式
JBoss Logging Tools でのメッセージの翻訳に使用されるプロパティーファイルは標準的な Java プロパティーファイルです。ファイルの形式は、
key=value
クラス http://docs.oracle.com/javase/6/docs/api/java/util/Properties.html のドキュメントで説明されている単純な行指向の java.util.Properties
ペア形式です。
ファイル名の形式は次のようになります。
InterfaceName.i18n_locale_COUNTRY_VARIANT.properties
InterfaceName
は、翻訳が適用されるインターフェイスの名前です。locale
、COUNTRY
、とVARIANT
翻訳が適用される地域の設定を特定します。locale
とCOUNTRY
ISO-639 および ISO-3166 の言語コードと国コードをそれぞれ使用して、言語と国を指定します。COUNTRY
は任意になります。VARIANT
は特定のオペレーティングシステムまたはブラウザーのみに適用される翻訳を識別するために使用できる任意の識別子です。
翻訳ファイルに含まれるプロパティーは翻訳されるインターフェースのメソッドの名前です。プロパティーに割り当てられた値が翻訳になります。メソッドがオーバーロードされる場合、これはドットとパラメーターの数を名前に付加することによって示されます。翻訳のメソッドは、異なる数のパラメーターを提供することによってのみオーバーロードできます。
例6.7 サンプル: 翻訳プロパティーファイル
ファイル名:
GreeterService.i18n_fr_FR_POSIX.properties
# Level: Logger.Level.INFO # Message: Hello message sent. logHelloMessageSent=Bonjour message envoyé.