Identity Management の設定方法
Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6.4
Identity Management の設定方法
概要
本ガイドの目的は、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6 でユーザー ID と Identity Management に LDAP ディレクトリーと、その他の ID ストアを使用する方法のトピックを調査することです。本ガイドは、LDAP の基本と Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6 セキュリティーアーキテクチャーガイドでカバーされているその他の概念を拡張したものです。具体的には、このドキュメントは、管理インターフェイスでユーザー ID に LDAP を使用するように JBoss EAP 6 を設定するための実用的なガイドを提供し、Web アプリケーションで使用するためのセキュリティードメインを備えた LDAP およびその他の ID ストアを設定します。このドキュメントの対象は、管理インターフェイスとセキュリティードメインで使用するための LDAP サーバーおよびその他の ID ストアの設定の入門書を探している JBoss EAP 6 管理者です。本ガイドを読む前に、ユーザーは Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6 セキュリティーアーキテクチャーガイドを読み、JBoss EAP 6 内のセキュリティー概念と、LDAP に関する基本的な知識をしっかりと理解している必要があります。また、本書では JBoss EAP 6 CLI インターフェースを使用して設定の変更を行います。スタンドアロンの JBoss EAP 6 インスタンスと JBoss EAP 6 ドメインの両方で CLI を使用する方法の詳細は、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6 管理および設定ガイドの管理 CLI セクションを参照してください。本ドキュメントを完了すると、LDAP およびその他の ID ストアが JBoss EAP 6 でユーザー ID にどのように関連するかについての確かな基礎知識と、JBoss EAP 6 で アイデンティティー管理を設定する方法についての実践的な知識が得られます。