2.6.9. RPM サービスプロパティーの設定
本項では、RPM サービスプロパティーと JBoss EAP インストールのその他の起動オプションを設定する方法について説明します。変更を行う前に設定ファイルをバックアップすることが推奨されます。
RPM インストールで使用可能なすべてのスタートアップコンフィギュレーションオプションのリストについては、「JBoss EAP 6 の RPM インストール設定ファイル」 を参照してください。
- サーバー設定ファイルを指定します。
- スタンドアロンサーバーを起動する場合、デフォルトで
standalone.xml
ファイルが使用されます。管理対象ドメインで実行する場合、デフォルトでhost.xml
ファイルが使用されます。他の設定ファイルを使用して JBoss EAP を起動するには、適切な RPM 設定ファイル (例:/etc/sysconfig/jbossas
) にJBOSS_SERVER_CONFIG
プロパティーを設定します。RPM 設定ファイルのリストについては、「JBoss EAP 6 の RPM インストール設定ファイル」 を参照してください。JBOSS_SERVER_CONFIG="standalone-full-ha.xml"
- JVM オプションまたは Java プロパティーを設定します。
- JBoss EAP の起動スクリプトに渡す JVM オプションまたは Java プロパティーを指定するには、起動設定ファイルを編集します。スタンドアロンサーバーの場合、このファイルは
EAP_HOME/bin/standalone.conf
になります。管理対象ドメインの場合、このファイルはEAP_HOME/bin/domain.conf
になります。以下の例は、ヒープサイズを設定し、JBoss EAP 管理インターフェースを指定の IP アドレスにバインドします。JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Xms2048m -Xmx2048m" JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Djboss.bind.address.management=192.168.0.1"