15.2. JAAS(Java Authentication and Authorization Service)
JBoss EAP 6 のセキュリティーアーキテクチャーは、セキュリティー設定サブシステムと、アプリケーション内の複数の設定ファイルに含まれるアプリケーション固有のセキュリティー設定で構成されています。
ドメイン、サーバーグループ、およびサーバー固有の設定
サーバーグループ(管理対象ドメイン)およびサーバー(スタンドアロンサーバー)にはセキュリティードメインの設定が含まれます。セキュリティードメインには、設定の詳細とともに認証、承認、マッピング、および監査モジュールの組み合わせに関する情報が含まれます。アプリケーションは、jboss-web.xml に名前で必要なセキュリティードメインを指定します。
アプリケーション固有の設定
アプリケーション固有の設定は、以下の 4 つのファイルのいずれか 1 つ以上で実行されます。
| ファイル | 説明 |
|---|---|
| ejb-jar.xml |
アーカイブの
META-INF ディレクトリーにある Enterprise JavaBean(EJB)アプリケーションのデプロイメント記述子。ejb-jar.xml を使用してロールを指定し、アプリケーションレベルでプリンシパルにマッピングします。特定のメソッドおよびクラスを特定のロールに制限することもできます。また、セキュリティーとは関係のない他の EJB 固有の設定にも使用されます。
|
| web.xml |
Java Enterprise Edition(EE)Web アプリケーションのデプロイメント記述子。
web.xml を使用して、許可される HTTP リクエストのタイプを制限するなど、アプリケーションのリソースおよびトランスポート制約を宣言します。このファイルで簡単な Web ベースの認証を設定することもできます。また、セキュリティーとは関係のない他のアプリケーション固有の設定にも使用されます。アプリケーションが認証および承認に使用するセキュリティードメインは jboss-web.xml で定義されます。
|
| jboss-ejb3.xml | ejb-jar.xml 記述子への JBoss 固有のエクステンションが含まれます。
|
| jboss-web.xml | web.xml 記述子に対する JBoss 固有の拡張が含まれます。
|
注記
ejb-jar.xml および web.xml は、Java Enterprise Edition(Java EE)仕様で定義されています。jboss-ejb3.xml は ejb-jar.xml に JBoss 固有の拡張機能を提供し、jboss-web.xml は web.xml の JBoss 固有の拡張を提供します。