12.6. SPNEGO
SPNEGO(Simple and Protected GSS_API Negotiation Mechanism)は、Web アプリケーションで使用するために Kerberos ベースのシングルサインオン(SSO)環境を拡張するメカニズムを提供します。
web ブラウザーなどのクライアントコンピューター上のアプリケーションが web サーバーの保護ページにアクセスしようとすると、サーバーは承認が必要であることを伝えます。その後、アプリケーションは Kerberos Key Distribution Center(KDC)からサービスチケットを要求します。チケットの取得後、アプリケーションはこのチケットをSPNEGO 用にフォーマットされたリクエストにラップし、ブラウザーを介して Web アプリケーションに返信します。デプロイされた Web アプリケーションを実行している Web コンテナーはリクエストをアンパックし、チケットを認証します。認証に成功するとアクセスが許可されます。
SPNEGO は、Red Hat Enterprise Linux に含まれる Kerberos サービスや Microsoft Active Directory の必須部分である Kerberos サーバーなど、すべてのタイプの Kerberos プロバイダーと動作します。