7.6. パスワード vault を使用するよう JBoss EAP 6 を設定


概要

設定ファイル内でパスワードやその他の機密属性をマスクする前に、保存および復号化するパスワード vault を JBoss EAP 6 が認識するようにする必要があります。

手順7.5 パスワード vault の有効化

  • 以下の管理 CLI コマンドを実行し、「パスワード vault の初期化」 のパスワード vault コマンドの出力からプレースホルダーの値を置換します。
    注記
    Microsoft Windows Server を使用する場合は、通常 1 つを使用するファイルパスでバックスラッシュ(\\)を使用します。例: C:\\data\\vault\\vault.keystoreこれは、単一のバックスラッシュ(\)が文字エスケープに使用されるためです。
    /core-service=vault:add(vault-options=[("KEYSTORE_URL" => "PATH_TO_KEYSTORE"), ("KEYSTORE_PASSWORD" => "MASKED_PASSWORD"), ("KEYSTORE_ALIAS" => "ALIAS"), ("SALT" => "SALT"),("ITERATION_COUNT" => "ITERATION_COUNT"), ("ENC_FILE_DIR" => "ENC_FILE_DIR")])

例7.4 パスワード vault の有効化

/core-service=vault:add(vault-options=[("KEYSTORE_URL" => "EAP_HOME/vault/vault.keystore"), ("KEYSTORE_PASSWORD" => "MASK-5dOaAVafCSd"), ("KEYSTORE_ALIAS" => "vault"), ("SALT" => "1234abcd"),("ITERATION_COUNT" => "120"), ("ENC_FILE_DIR" => "EAP_HOME/vault/")])

結果

JBoss EAP 6 は、パスワード vault に保存されているマスクされた文字列を復号化するように設定されています。パスワード vault に文字列を追加して設定で使用するには、「パスワード Vault に Sensitive 文字列を保存します。」 を参照してください。

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