5.3. HTTP 管理インターフェースの無効化


管理対象ドメインでは、ドメインメンバーサーバーではなく、ドメインコントローラーの HTTP インターフェースへのアクセスのみが必要になります。さらに、実稼働環境では、Web ベースの管理コンソールを完全に無効にできます。
注記
JBoss Operations Network などの他のクライアントも HTTP インターフェースを使用して動作します。これらのサービスを使用し、管理コンソール自体を無効にする場合は、インターフェースを完全に無効にする代わりに、HTTP インターフェースの console-enabled 属性を false に設定します。
/host=master/core-service=management/management-interface=http-interface/:write-attribute(name=console-enabled,value=false)
HTTP インターフェースへのアクセスを無効にすると、Web ベースの管理コンソールへのアクセスも無効になるため、HTTP インターフェースを完全に削除して無効化できます。
次の JBoss CLI コマンドを使用すると、再度追加する場合に備えて HTTP インターフェースの現在の内容を読み込むことができます。

例5.1 HTTP インターフェースの設定の読み込み

/host=master/core-service=management/management-interface=http-interface/:read-resource(recursive=true,proxies=false,include-runtime=false,include-defaults=true)
{
    "outcome" => "success",
    "result" => {
        "console-enabled" => true,
        "interface" => "management",
        "port" => expression "${jboss.management.http.port:9990}",
        "secure-port" => undefined,
        "security-realm" => "ManagementRealm"
    }
}
HTTP インターフェースを削除するには、次のコマンドを実行します。

例5.2 HTTP インターフェースの削除

/host=master/core-service=management/management-interface=http-interface/:remove
アクセスを再度有効化するには、以下のコマンドを実行し、デフォルト値を使用して HTTP インターフェースを再作成します。

例5.3 HTTP インターフェースの再作成

/host=master/core-service=management/management-interface=http-interface:add(console-enabled=true,interface=management,port="${jboss.management.http.port:9990}",security-realm=ManagementRealm)
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