6.9.8. スコープ指定ロール
スコープ指定されたロールは、指定された 1 つ以上のサーバーグループまたはホストに対してのみ、1 つの標準ロールのパーミッションを付与するユーザー定義のロールです。スコープ指定されたロールでは、管理ユーザーに、必要なサーバーグループまたはホストのみに制限されるパーミッションを付与することができます。
Administrator または SuperUser ロールが割り当てされたユーザーがスコープ指定ロールを作成できます。
スコープ指定ロールは 5 つの特性によって定義されます。
- 一意名。
- ベースになる標準ロール。
- サーバーグループまたはホストへ適用されるかどうか。
- 制限されたサーバーグループまたはホストの一覧。
- すべてのユーザーが自動的に含まれるかどうか。デフォルトは false です。
作成すると、スコープ指定されたロールは標準ロールと同じ方法でユーザーおよびグループに割り当てることができます。
スコープ指定されたロールを作成しても、新しいパーミッションは定義できません。スコープ指定されたロールは、制限されたスコープ内で既存のロールのパーミッションを適用する場合にのみ使用できます。たとえば、単一のサーバーグループに制限される Deployer ロールに基づいてスコープ指定されたロールを作成できます。
ロールは、ホストとサーバーグループの 2 つのスコープのみに限定されます。
- ホストスコープ指定ロール
-
ホストスコープ指定ロールは、そのロールのパーミッションは単一または複数のホストに制限されます。つまり、関連する
/host=*/リソースツリーにアクセスが提供されますが、他のホストに固有のリソースは非表示になります。 - サーバーグループスコープ指定ロール
- サーバーグループスコープ指定ロールは、そのロールのパーミッションを 1 つ以上のサーバーグループに制限します。さらに、ロールパーミッションは、指定した server-groups に関連付けられたプロファイル、ソケットバインディンググループ、サーバー設定、およびサーバーリソースにも適用されます。サーバーグループに論理的に関連していないものの内部のサブリソースは、ユーザーには認識できません。
ホストおよびサーバーグループスコープ指定ロールは、その他の管理対象ドメイン設定に対して Monitor ロールのパーミッションを持ちます。