6.8. ロールベースアクセス制御の設定
6.8.1. RBAC 設定タスクの概要
RBAC が有効になっている場合、Administration および SuperUser ロールのユーザーのみがアクセス制御システムを表示し、変更を追加できます。
管理コンソールは、以下の一般的な RBAC タスクに対してインターフェースを提供します。
- 各ユーザーへ割り当てられた (または除外された) ロールの表示および設定
- 各グループへ割り当てられた (または除外された) ロールの表示および設定。
- ロールごとのグループおよびユーザーメンバーシップの表示。
- ロールごとのデフォルトメンバーシップの設定。
- スコープ指定されたロールの作成。
注記
管理コンソールを使用して RBAC を有効または無効にすることは できません。これらの設定は UI で公開されません。コマンドラインインターフェースを使用して、これらのタスクを実行します。
管理 CLI は、完全なアクセス制御システムへのアクセスを提供します。つまり、管理コンソールで実行できるすべてのことを実行できますが、管理コンソールでは実行できない管理 CLI では多くの追加タスクを実行することができます。
管理 CLI で実行できる追加のタスクは次のとおりです。
- RBAC の有効化および無効化。
- パーミッション組み合わせポリシーの変更
- アプリケーションリソースおよびリソース機密性の制約の設定