8.6. JBoss EAP プロファイルの管理


8.6.1. プロファイル

JBoss EAP は、プロファイルを使用してサーバーが使用できるサブシステムを整理します。プロファイルは、利用可能なサブシステムと各サブシステムの特定の設定で設定されます。プロファイルのサブシステムの数が多いと、サーバーの機能が多くなります。プロファイルのサブシステムが集中的で数が少ないと、機能が少なくなりますが、フットプリントも少なくなります。

JBoss EAP にはほとんどのユースケースに対応する事前定義されたプロファイルが 5 つあります。

default
loggingsecuritydatasourcesinfinispanwebserviceseeejb3transactions など、一般的に使用されるサブシステムが含まれます。
ha
default プロファイルで提供されるサブシステムと、高可用性向けの jgroups および modcluster サブシステムが含まれます。
full
default プロファイルで提供されるサブシステムと、 messaging-activemq および iiop-openjdk サブシステムが含まれます。
full-ha
full プロファイルで提供されるサブシステムと、高可用性向けの jgroups および modcluster サブシステムが含まれます。
注記

JBoss EAP は、既存プロファイルの設定からサブシステムを削除して、エクステンションを無効にしたり、ドライバーやその他のサービスを手作業でアンロードしたりする機能を提供します。ただし、ほとんどの場合、これは必要ありません。JBoss EAP は必要時にサブシステムを動的にロードするため、サーバーまたはアプリケーションがサブシステムを使用しないと、そのサブシステムはロードされません。

既存のプロファイルが必要な機能を提供しない場合、JBoss EAP はカスタムプロファイルを定義する機能も提供します。

8.6.2. プロファイルのクローン

JBoss EAP では、既存のプロファイルをクローンしてマネージドドメインで新しいプロファイルを作成することができます。クローンした既存プロファイルの設定およびサブシステムのコピーが作成されます。

管理 CLI を使用してプロファイルをクローンするには、クローンするプロファイルに clone 操作を実行します。

/profile=full-ha:clone(to-profile=cloned-profile)

管理コンソールからプロファイルをクローンするには、クローンするプロファイルを選択し、Clone をクリックします。

8.6.3. 階層的なプロファイルの作成

マネージドドメインでは、プロファイルの階層を作成できます。これにより、他のプロファイルが継承できる共通のエクステンションが含まれるベースプロファイルを作成できます。

マネージドドメインは domain.xml の複数のプロファイルを定義します。複数のプロファイルが特定のサブシステムで同じ設定を使用する場合、複数のプロファイルで設定せずに、1 つのプロファイルで設定を行うことができます。親プロファイルの値はオーバーライドできません。

管理 CLI を使用して list-add 操作を実行し、含めるプロファイルを指定すると、プロファイルに階層の別のプロファイルを含めることができます。

/profile=new-profile:list-add(name=includes, value=PROFILE_NAME)
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