9.4. 32 または 64 ビット JVM アーキテクチャーの指定
Hewlett-Packard HP-UX や Solaris などの一部の環境では、-d32
または -d64
スイッチを使用して、32 ビット JVM で実行するか 64 ビット JVM で実行するかを指定します。指定がない場合はデフォルトで 32 ビットが使用されます。
スタンドアロンサーバーでの 64 ビットアーキテクチャーの指定
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EAP_HOME/bin/standalone.conf
を開きます。 -
以下の行を追加して、
-d64
オプションをJAVA_OPTS
に追加します。
JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -d64"
JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -d64"
マネージドドメインでの 64 ビットアーキテクチャーの指定
マネージドドメインを実行している場合、サーバーインスタンスの他にホストとプロセスコントローラーの 64 ビット環境を指定できます。
64 ビット JVM で実行するよう、ホストおよびプロセスコントローラーを設定します。
-
EAP_HOME/bin/domain.conf
を開きます。 以下の行を追加して、
-d64
オプションをJAVA_OPTS
に追加します。必ずPROCESS_CONTROLLER_JAVA_OPTS
およびHOST_CONTROLLER_JAVA_OPTS
の設定部分の前に挿入してください。JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -d64"
JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -d64"
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の JVM オプションの例Specify options to pass to the Java VM.
# # Specify options to pass to the Java VM. # if [ "x$JAVA_OPTS" = "x" ]; then JAVA_OPTS="-Xms64m -Xmx512m -XX:MaxPermSize=256m -Djava.net.preferIPv4Stack=true" JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Djboss.modules.system.pkgs=$JBOSS_MODULES_SYSTEM_PKGS -Djava.awt.headless=true" JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Djboss.modules.policy-permissions=true" JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -d64" else echo "JAVA_OPTS already set in environment; overriding default settings with values: $JAVA_OPTS" fi
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64 ビット JVM で実行するよう、サーバーインスタンスを設定します。
適切な JVM 設定で
-d64
を JVM オプションとして追加します。以下のコマンドは、default
の JVM 設定に追加されたことを表示します。/host=HOST_NAME/jvm=default:add-jvm-option(jvm-option="-d64")
/host=HOST_NAME/jvm=default:add-jvm-option(jvm-option="-d64")
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