第18章 デッドレターアドレスの設定


デッドレターアドレスは、messaging-activemq サブシステム設定の address-setting 要素で定義されます。特定の address-setting の現在の設定を確認するには、以下の例のような管理 CLI コマンドを使用します。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/address-setting=ADDRESS_SETTING:read-attribute(name=dead-letter-address)

dead-letter-address が指定されていないと、max-delivery-attempts で指定される回数配信を試みた後、メッセージが削除されます。デフォルトでは 10 回メッセージの配信を試みます。max-delivery-attempts-1 に設定すると、再試行が無限に試行されます。以下の管理 CLI コマンドの例は、特定の address-settingdead-letter-address 属性および max-delivery-attempts 属性を設定する方法を示しています。

/subsystem=messaging-activemq/server=default/address-setting=ADDRESS_SETTING:write-attribute(name=dead-letter-address,value=NEW_VALUE)

/subsystem=messaging-activemq/server=default/address-setting=ADDRESS_SETTING:write-attribute(name=max-delivery-attempts,value=NEW_VALUE)

たとえば、一致するアドレスのセットに対してグローバルにデッドレターを設定することができ、特定のアドレスの max-delivery-attempts-1 に設定し、このアドレスのみ再配信が無限に行われるようにすることが可能です。アドレスワイルドカードを使用して、アドレスのセットにデッドレターを設定することもできます。

address-setting の作成と設定に関する詳細は、アドレス設定 を参照してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.