9.2. 管理対象スレッドファクトリー


管理対象スレッドファクトリー (javax.enterprise.concurrent.ManagedThreadFactory) コンカレンシーユーティリティーを使用すると、Jakarta EE アプリケションで Java スレッドを作成できます。JBoss EAP は管理対象スレッドファクトリーインスタンスを処理するため、Jakarta EE アプリケーションはライフサイクル関連メソッドを呼び出すことができません。

管理対象スレッドファクトリーコンカレンシーユーティリティーの属性には以下のものがあります。

  • context-service: すべての管理対象スレッドファクトリー内の一意の名前。
  • jndi-name: JNDI で管理対象スレッドファクトリーを配置する場所を定義します。
  • priority: 任意。ファクトリーによって作成された新しいスレッドの優先度を示します。 デフォルトは 5 です。

例: 新しい管理対象スレッドファクトリーの追加

/subsystem=ee/managed-thread-factory=newManagedTF:add(context-service=newContextService, jndi-name=java:jboss/ee/concurrency/threadfactory/newManagedTF, priority=2)
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例: 管理対象スレッドファクトリーの変更

/subsystem=ee/managed-thread-factory=newManagedTF:write-attribute(name=jndi-name, value=java:jboss/ee/concurrency/threadfactory/changedManagedTF)
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この操作にはリロードが必要です。同様に、他の属性を変更することもできます。

例: 管理対象スレッドファクトリーの削除

/subsystem=ee/managed-thread-factory=newManagedTF:remove()
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この操作にはリロードが必要です。

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