A.4. ソケットバインディング属性
これらの表は、管理モデルで使用される属性名を示しています (管理 CLI を使用している場合など)。XML で使用される名前は管理モデルの名前と異なる場合があるため、XML で使用される要素を EAP_HOME/docs/schema/wildfly-config_5_0.xsd
のスキーマ定義ファイルで確認してください。
以下の表は、3 種類のソケットバインディングそれぞれに設定できる属性を表しています。
属性 | 説明 |
---|---|
client-mappings | このソケットバインディングのクライアントマッピングを指定します。このソケットへ接続するクライアントは、希望のアウトバウンドインターフェイスと一致するマッピングに指定された宛先アドレスを使用する必要があります。これにより、ネットワークアドレスの変換を使用する高度なネットワークトポロジーまたは複数のネットワークインターフェイスにバインディングを持つ高度なネットワークトポロジーが機能します。各マッピングは宣言された順序で評価される必要があり、最初に一致したマッピングを使用して宛先が決定されます。 |
fixed-port | ソケットグループの他のソケットに数値のオフセットが適用された場合でもポートの値を固定したままにするかどうか。 |
interface |
ソケットがバインドされる必要があるインターネットの名前、またはマルチキャストソケットの場合はリッスンするインターフェイス。宣言されたインターフェイスの 1 つである必要があります。定義されないと、エンクロージングソケットバインディンググループからの |
multicast-address | ソケットがマルチキャストトラフィックを受信するマルチキャストアドレス。指定しないと、ソケットがマルチキャストを受信するよう設定されません。 |
multicast-port |
ソケットがマルチキャストトラフィックを受信するポート。 |
name | ソケットの名前。ソケット設定情報にアクセスする必要があるサービスは、この名前を使用してソケット設定情報を探します。必須の属性です。 |
port | ソケットがバインドされる必要があるポートの番号。サーバーによってポートオフセットが適用され、ポートの値がすべて増加または減少される場合、この値は上書きされることに注意してください。 |
属性 | 説明 |
---|---|
fixed-source-port | 数値のオフセットポートがソケットグループの別のアウトバウンドソケットに適用される場合、ポートの値を固定すべきかどうか。 |
host | このアウトバウンドソケットが接続するリモート宛先のホスト名または IP アドレス。 |
port | アウトバウンドソケットが接続すべきリモート宛先のポート番号。 |
source-interface | アウトバウンドソケットのソースアドレスに使用されるインターフェイスの名前。 |
source-port | アウトバウンドソケットのソースポートとして使用されるポート番号。 |
属性 | 説明 |
---|---|
fixed-source-port | 数値のオフセットポートがソケットグループの別のアウトバウンドソケットに適用される場合、ポートの値を固定すべきかどうか。 |
socket-binding-ref | このアウトバウンドソケットが接続するポートを決定するために使用されるローカルソケットバインディングの名前。 |
source-interface | アウトバウンドソケットのソースアドレスに使用されるインターフェイスの名前。 |
source-port | アウトバウンドソケットのソースポートとして使用されるポート番号。 |