第5章 OpenShift 4 の JBoss EAP イメージストリームからの、eap73 Imagestream へのアプリケーションの移行
eap71 および eap72 イメージストリーム用に開発されたアプリケーションでは、eap73 イメージストリームで正しく機能するために変更が必要になります。
5.1. eap73 Imagestream の Liveness および Readiness プローブ設定の更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
プローブの YAML 設定は、OpenShift 3.11 上で実行している eap72 イメージから eap73 イメージに移行する際に調整される必要があります。
eap72 イメージでは、liveness プローブのデフォルトの YAML 設定は以下のコード例と同等のものです。
OpenShift 3.11 liveness プローブでの eap72 イメージの YAML 設定サンプル
この例では、Liveness プローブは JBoss EAP イメージ内の /opt/eap/bin/livenessProbe.sh にあります。プローブは、60 秒の最初の遅延後にトリガーされ、JBoss EAP サーバーで Pod が開始された後は 10 秒ごとにトリガーされます。
プローブに 3 回失敗すると、コンテナーは正常でないとみなされ、OpenShift は Pod でコンテナーを再起動します。
eap72 イメージでは、成功または失敗が決まるまで、1 回の呼び出しが 5 秒間続きます。この呼び出しの後に 10 秒の待機時間が続きます。つまり、JBoss EAP イメージが正常ではない場合、Pod 内のコンテナーが再起動するまで、3 回にわたる呼び出しが約 35 秒間続きます。
eap73 イメージでは、単一の呼び出し時間は 1 秒未満です。3 つの呼び出しは約 23 秒続きます。eap73 のプローブの設定は、以下のように YAML 設定で調整する必要があります。
eap73 イメージストリーム liveness プローブの YAML 設定例
この例では、periodSeconds が 6 秒分増えています。これにより、最初の呼び出しが 1 秒続き、16 秒間にわたり待機します。3 回の呼び出しは、プローブの eap72 の動作とほぼ同等で約 34 秒続きます。
readiness プローブでは、YAML 設定の periodSeconds を同様の値で更新します。
eap73 イメージストリーム readiness プローブの YAML 設定例