2.5. デプロイメント後のタスク
アプリケーションによっては、OpenShift アプリケーションのビルドおよびデプロイ後に一部のタスクを実行する必要がある場合があります。これには、サービスを公開して OpenShift の外部からアプリケーションを閲覧可能にする作業や、アプリケーションを特定数のレプリカにスケーリングする作業などが含まれることがあります。
以下のコマンドを使用してアプリケーションのサービス名を取得します。
$ oc get service
メインサービスをルートとして公開し、OpenShift 外部からアプリケーションにアクセスできるようにします。たとえば、
kitchensink
クイックスタートでは、以下のコマンドを使用して必要なサービスとポートを公開します。$ oc expose service/eap-app --port=8080
注記テンプレートを使用してアプリケーションを作成した場合は、ルートがすでに存在することがあります。存在する場合は次のステップに進みます。
ルートの URL を取得します。
$ oc get route
この URL を使用して web ブラウザーでアプリケーションにアクセスします。URL は前のコマンド出力にある
HOST/PORT
フィールドの値になります。アプリケーションが JBoss EAP ルートコンテキストを使用しない場合、アプリケーションのコンテキストを URL に追加します。たとえば、
kitchensink
クイックスタートでは、URL はhttp://HOST_PORT_VALUE/kitchensink/
のようになります。任意で、以下のコマンドを実行してアプリケーションインスタンスをスケールアップすることもできます。これは、レプリカの数を
3
に増やします。$ oc scale deploymentconfig DEPLOYMENTCONFIG_NAME --replicas=3
たとえば、
kitchensink
クイックスタートでは、以下のコマンドを使用してアプリケーションをスケールアップします。$ oc scale deploymentconfig eap-app --replicas=3