1.3. 起動可能な JAR
アプリケーションは、起動可能な JAR または JBoss EAP XP 2.0.0 で起動可能な hollow JAR としてパッケージ化できるようになりました。
アプリケーションを起動可能な JAR としてパッケージ化する機能
起動可能な JAR には、サーバー、パッケージ化されたアプリケーション、およびサーバー起動に必要なランタイムが含まれます。
JBoss EAP Maven プラグインを使用して、マイクロサービスアプリケーションを起動可能な JAR としてビルドおよびパッケージ化できます。その後、JBoss EAP ベアメタルプラットフォームまたは JBoss EAP for OpenShift プラットフォームでアプリケーションを実行できます。
起動可能な JAR Maven プラグインは Galleon トリム機能を使用して、サーバーのサイズおよびメモリーフットプリントを削減します。そのため、必要な機能を提供する Galleon レイヤーのみを含め、要件に応じてサーバーを設定できます。
アプリケーションを起動可能な JAR としてパッケージ化する方法は、JBoss EAP XP 2.0.0 での Eclipse MicroProfileの 起動可能な JAR の使用を参照してください。
アプリケーションを高度に起動可能な hollow JAR としてパッケージ化する機能
起動可能な JAR をプロビジョニングできます。この JAR にはサーバーのみが含まれるため、サーバーを再利用して別のアプリケーションを実行できます。
アプリケーションを起動可能な hollow JAR としてパッケージ化する詳細は、JBoss EAP XP 2.0.0 での Eclipse MicroProfile の使用の Using a bootable JAR on a JBoss EAP bare-metal platform を参照してください。
Red Hat Single Sign-On でのアプリケーションのセキュリティー保護
Galleon keycloak-client-oidc
レイヤーを使用して、Red Hat Single Sign-On OpenID Connect クライアントアダプターでプロビジョニングされたバージョンのサーバーをインストールできます。
keycloak-client-oidc
レイヤーは、Red Hat Single Sign-On OpenID Connect クライアントアダプターを Maven プロジェクトに提供します。このレイヤーは、keycloak-adapter-galleon-pack
Red Hat Single Sign-On 機能パックに含まれています。
プロジェクトで org.jboss.sso:keycloak-adapter-galleon-pack:9.0.10.redhat-00001
機能パックを指定して、keycloak-adapter-galleon-pack
機能パックを Maven プロジェクトに追加できます。
keycloak-client-oidc
レイヤーの使用に関する詳細は、JBoss EAP XP 2.0.0 での Eclipse MicroProfile の使用の Securing your JBoss EAP bootable JAR application with Red Hat Single Sign-On を参照してください。
Red Hat Single Sign-On アダプターサブシステムの設定に関する情報は、Securing Applications and Services Guideの JBoss EAP Adapter を参照してください。
Maven feature-pack の場所
JBoss EAP XP 2.0.0 では、JBoss EAP feature-pack の場所は org.jboss.eap:wildfly-galleon-pack:2.0.0.GA-redhat-00002
です。この feature-pack の場所は、Maven プロジェクトの pom.xml
ファイルの <plugin>
要素で参照する必要があります。
JBoss EAP XP 2.0.0 でサポートされる JBoss EAP JAR Maven プラグインの詳細は、JBoss EAP XP 2.0.0 での Eclipse MicroProfile の使用の JBoss EAP Maven plug-in を参照してください。
その他のリソース
- アプリケーションを起動可能な JAR としてパッケージ化する方法は、JBoss EAP XP 2.0.0 での Eclipse MicroProfileの 起動可能な JAR の使用を参照してください。