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5.3. リモート Jakarta Enterprise Beans データ圧縮

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Enterprise Beans プロトコルメッセージが含まれるメッセージストリームを圧縮できます。

注記

圧縮は現在、クライアントおよびサーバー側にあるべき Jakarta Enterprise Beans インターフェイス上のアノテーションでのみ指定できます。現在、圧縮ヒントを指定するのと同等の XML はありません。

データ圧縮ヒントは、JBoss アノテーション org.jboss.ejb.client.annotation.CompressionHint で指定できます。ヒントの値では、リクエスト、応答、要求、応答を圧縮するかどうかを指定します。@CompressionHint デフォルトを compressResponse=truecompressRequest=true に追加。

アノテーションはインターフェイスレベルで指定して、以下のように Jakarta Enterprise Beans のインターフェイス内のすべてのメソッドに適用できます。

import org.jboss.ejb.client.annotation.CompressionHint;

@CompressionHint(compressResponse = false)
public interface ClassLevelRequestCompressionRemoteView {
    String echo(String msg);
}

また、アノテーションは Jakarta Enterprise Beans のインターフェイスにある特定のメソッドに適用できます。以下に例を示します。

import org.jboss.ejb.client.annotation.CompressionHint;

public interface CompressableDataRemoteView {

    @CompressionHint(compressResponse = false, compressionLevel = Deflater.BEST_COMPRESSION)
    String echoWithRequestCompress(String msg);

    @CompressionHint(compressRequest = false)
    String echoWithResponseCompress(String msg);

    @CompressionHint
    String echoWithRequestAndResponseCompress(String msg);

    String echoWithNoCompress(String msg);
}

上記の compressionLevel 設定は、以下の値にすることができます。

  • BEST_COMPRESSION
  • BEST_SPEED
  • DEFAULT_COMPRESSION
  • NO_COMPRESSION

CompressionLevel のデフォルト設定は Deflater.DEFAULT_COMPRESSION です。

メソッドレベルでのクラスレベルのアノテーションの上書き:

@CompressionHint
public interface MethodOverrideDataCompressionRemoteView {

    @CompressionHint(compressRequest = false)
    String echoWithResponseCompress(final String msg);

    @CompressionHint(compressResponse = false)
    String echoWithRequestCompress(final String msg);

    String echoWithNoExplicitDataCompressionHintOnMethod(String msg);
}

クライアント側で、org.jboss.ejb.client.view.annotation.scan.enabled システムプロパティーが true に設定されていることを確認します。このプロパティーは、JBoss Jakarta Enterprise Beans Client に対してアノテーションをスキャンします。

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