1.6. CLI セキュリティーコマンドを使用したアプリケーションの HTTP 認証の有効化
JBoss EAP では、elytron HTTP 認証ファクトリーを使用した HTTP 認証は、security enable-http-auth-http-server
コマンドで undertow セキュリティードメインに対して有効化できます。デフォルトでは、このコマンドにより、アプリケーション HTTP ファクトリーが指定のセキュリティードメインに関連付けられます。
例: Undertow セキュリティードメインでの HTTP 認証の有効化
security enable-http-auth-http-server --security-domain=SECURITY_DOMAIN Server reloaded. Command success. Authentication configured for security domain SECURITY_DOMAIN http authentication-factory=application-http-authentication security-domain=SECURITY_DOMAIN
コマンドを実行すると、管理 CLI がサーバーを再読み込みし、そのサーバーに再接続します。
HTTP ファクトリーがすでに存在する場合、ファクトリーは --mechanism
引数によって定義されたメカニズムを使用するように更新されます。
1.6.1. 管理インターフェイスの HTTP 認証の無効化
この手順では、管理インターフェイスの HTTP 認証を無効にする方法を説明します。
手順
アクティブな HTTP 認証ファクトリーを削除するには、以下のコマンドを使用します。
security disable-http-auth-http-server --security-domain=SECURITY_DOMAIN
または、以下のコマンドを使用して、アクティブな SASL 認証ファクトリーから特定のメカニズムを削除できます。
security disable-http-auth-http-server --mechanism=MECHANISM --security-domain=SECURITY_DOMAIN