4.5. ソフトとハードの制限の設定


Red Hat Enterprise Linux および Solaris プラットフォームでは、JBoss EAP JVM プロセスに適切な ulimit 値を設定する必要があります。ソフトな ulimit の場合は一時的にその値を超えることが許されますが、ハードな ulimit はリソース使用率の厳格な限度になります。適切な ulimit の値は、環境とアプリケーションによって異なります。

重要

IBM JDK を使用している場合、IBM JDK は JVM プロセスによって使用されるオープンファイルの最大数をソフトな制限として使用することに注意してください。Red Hat Enterprise Linux では、ソフトな制限のデフォルト値 (1024) は、IBM JDK を使用する JBoss EAP プロセスでは低すぎると見なされます。

JBoss EAP プロセスに適用される制限が低すぎると、JBoss EAP の起動時に以下のような警告が表示されます。

WARN  [org.jboss.as.warn.fd-limit] (main) WFLYSRV0071: The operating system has limited the number of open files to 1024 for this process; a value of at least 4096 is recommended.

手順

  1. 現在の ulimit 値を確認するには、以下のコマンドを使用します。

    • ソフトな ulimit 値の場合:

      ulimit -Sa
    • ハードな ulimit 値の場合:

      ulimit -Ha
  2. ulimit をオープンファイルの最大数に設定するには、適用する数を指定して以下のコマンドを使用します。

    • オープンファイルの最大数にソフト ulimit を設定する場合:

      ulimit -Sn 4096
    • オープンファイルの最大数にハード ulimit を設定する場合:

      ulimit -Hn 4096
      注記

      ulimit の設定が効果的であるようにするため、実稼働システムではソフトな制限とハードな制限に同じ値を設定することが推奨されます。

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