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4.2. 移行タスク実行の追跡

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JBoss Server Migration Tool は、ルートタスクを実行して各ターゲットサーバーの移行を開始します。次にサブタスクが実行されます。これらのサブタスクは、その他のタスクおよびサブタスクも実行できます。実行すると、ツールは各移行タスクをサブタスクとともに追跡します。そして、レポートを構築するために後で使用されるツリー構造で結果を保存します。

各移行タスクには名前が与えられます。この名前は、以下の構文を使用してオプションの属性と連結したタスク名で設定されます。

TASK_NAME(ATTRIBUTE_1_NAME=ATTRIBUTE_1_VALUE,ATTRIBUTE_2_NAME=ATTRIBUTE_2_VALUE, ...​)

この名前は、タスクサブジェクトまたはタイプを定義します。また、属性は、サブタスクとシブリングタスク間の区別に使用されます。たとえば、以下のすべては Jakarta Enterprise Beans サブシステムの更新タスクを区別するための名前です。

subsystem.ejb3.update
subsystem.ejb3.update.activate-ejb3-remoting-http-connector(resource=/subsystem=ejb3)
subsystem.ejb3.update.setup-default-sfsb-passivation-disabled-cache(resource=/subsystem=ejb3)
subsystem.ejb3.update.add-infinispan-passivation-store-and-distributable-cache(resource=/subsystem=ejb3)

移行タスクは各種親タスクで複数回実行できるため、各タスクはそれぞれの親タスクを使用してツリーに保存されます。これは root で始まり、> 文字で区切られます。タスク実行ツリーは、移行レポートの構築に使用されます。

タスクを実行すると、以下のステータスのいずれかになります。

ステータス説明

Success

タスクが正常に実行されました。

Skipped

タスクでは、不要であるか、スキップするように設定されたため、実行をスキップしました。

Fail

タスクの実行に失敗しました。

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