13.3. SSL/TLS を使用するための IIOP の設定


iiop-openjdk サブシステムを設定すると、クライアントとサーバー間のセキュアな通信に SSL/TLS を使用することができます。以下の手順は、IIOP サブシステムに SSL/TLS を設定する方法の概要を説明します。

前提条件

  • JBoss EAP がインストールされている。
  • 管理 CLI または管理コンソールに管理者権限でアクセスできます。

手順

  1. server-ssl-context を作成します。

    /subsystem=elytron/server-ssl-context=<server-ssl-context_name>:add(key-manager=<key-manager_name>, protocols=<list_of_protocols>)

    server-ssl-context の作成例は、最新の JBoss EAP セキュリティーガイド(JBoss EAP での SSL/TLS の設定 ガイド)を参照してください。

    iiop-openjdk サブシステムで SSL/TLS を使用するには、server-ssl-context を定義する必要があります。JBoss EAP は、サーバーへの SSL/TLS 接続を確立するときに、server-ssl-context によって提供される設定を使用します。server-ssl-context 属性の詳細は、JBoss EAP の SSL/TLS の設定 を参照してください

  2. client-ssl-context を作成します。以下に例を示します。

    /subsystem=elytron/client-ssl-context=exampleCSC:add(key-manager=applicationKM, protocols=["TLSv1.2"])

    iiop-openjdk サブシステムで SSL/TLS を使用するには、client-ssl-context を定義する必要があります。JBoss EAP は、クライアントへの SSL/TLS 接続を確立するときに、client-ssl-context によって提供される設定を使用します。client-ssl-context 作成の詳細は サーバーセキュリティーの設定方法 ガイドの client-ssl-context の使用 を参照してください。

    注記

    このリンクから、JBoss EAP 7.4 の JBoss EAP セキュリティーガイドを参照することに注意してください。現在、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 8.0 のドキュメントは更新中です。新しいドキュメントが完成すると、このリンクは更新されます。

  3. client-ssl-context および server-ssl-context を使用するよう、iiop-openjdk サブシステムを設定します。

    例: client-ssl-context および server-ssl-context の設定

    batch
    
    /subsystem=iiop-openjdk:write-attribute(name=client-ssl-context,value=iiopClientSSC)
    
    /subsystem=iiop-openjdk:write-attribute(name=server-ssl-context,value=iiopServerSSC)
    
    run-batch
    
    reload

  4. iiop-openjdk サブシステムを接続先および接続元とする接続の設定

    以下の属性を調整すると、iiop-openjdk サブシステムを接続先および接続元とする接続を確立するときに SSL/TLS 接続を要求するかどうかを示すことができます。

    • iiop-openjdk サブシステムで SSL のサポートを有効にするには、support-ssltrue に設定します。デフォルトは false です。
    • iiop-openjdk サブシステムからの SSL/TLS 接続を要求するには、client-requires-ssltrue に設定します。デフォルトは false です。
    • iiop-openjdk サブシステムへの SSL/TLS 接続を要求するには、server-requires-ssltrue に設定します。デフォルトは false です。これを true に設定すると、非 SSL IIOP ソケットへの接続をブロックすることに注意してください。
    • socket-binding を調整するには、ssl-socket-binding を希望のバインディングに設定します。デフォルトは iiop-ssl です。

    例: IIOP を接続先および接続元とする SSL/TLS 接続の設定

    /subsystem=iiop-openjdk:write-attribute(name=support-ssl,value=true)
    
    /subsystem=iiop-openjdk:write-attribute(name=client-requires-ssl,value=true)
    
    /subsystem=iiop-openjdk:write-attribute(name=server-requires-ssl,value=true)
    
    /subsystem=iiop-openjdk:write-attribute(name=ssl-socket-binding,value=iiop-ssl)
    
    reload

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