7.7. マネージドドメインの設定
7.7.1. JBoss EAP をマネージドドメインとして起動する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ドメインおよびホストコントローラーは、JBoss EAP に同梱される domain.sh または domain.bat スクリプトを使用して起動できます。使用可能なすべての起動スクリプト引数とその目的の完全なリストは、--help 引数を使用するか、サーバーランタイムの引数とスイッチ セクションを参照してください。
ドメイン内のサーバーグループのセカンダリーサーバーを起動する前にドメインコントローラーを起動する必要があります。最初にドメインコントローラーを起動した後、ドメイン内の関連する他のホストコントローラーを起動します。
前提条件
JBoss EAP がインストールされている。
詳細は、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform のインストール方法 を参照してください。
手順
専用のドメインコントローラー用に事前設定された
host-primary.xml設定ファイルを使用してドメインコントローラーを起動します。$ EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-primary.xmlセカンダリーホストコントローラー用に事前設定された
host-secondary.xml設定ファイルを使用してホストコントローラーを起動します。$ EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-secondary.xml
ドメインの設定に応じて、ドメインコントローラーへ接続し、ドメインコントローラーとの競合を回避するために設定を追加する必要があります。また、以下のドメイン設定例を参照してください。
7.7.2. ドメインコントローラーの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ドメイン内のホストをドメインコントローラーとして設定する必要があります。
RPM インストール方法を使用して JBoss EAP をインストールした場合、同じマシンに複数のドメインやホストコントローラーを設定できません。
手順
<domain-controller>宣言に<local/>要素を追加して、ホストをドメインコントローラーとして設定します。<domain-controller>要素には他の内容を含めないでください。<domain-controller> <local/> </domain-controller>ドメイン内の他のホストからアクセス可能にする必要がある管理インターフェイスを公開します。HTTP インターフェイスは標準の管理インターフェイスです。
<management-interfaces> <http-interface http-authentication-factory="management-http-authentication"> <http-upgrade enabled="true" sasl-authentication-factory="management-sasl-authentication"/> <socket interface="management" port="${jboss.management.http.port:9990}"/> </http-interface> </management-interfaces>
最小のドメインコントローラー設定ファイルのサンプル EAP_HOME/domain/configuration/host-primary.xml には、これらの設定が含まれています。
7.7.3. ホストコントローラーの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ホストコントローラー自体をドメインに登録するようにホストコントローラーを設定する必要があります。
RPM インストール方法を使用して JBoss EAP をインストールした場合、同じマシンに複数のドメインやホストコントローラーを設定できません。
手順
設定の
<domain-controller>要素を使用して、ドメインコントローラーへの接続を設定します。<domain-controller> <remote> <discovery-options> <static-discovery name="primary" protocol="${jboss.domain.primary.protocol:remote+http}" host="${jboss.domain.primary.address}" port="${jboss.domain.primary.port:9990}"/> </discovery-options> </remote> </domain-controller>
最小のホストコントローラー設定ファイルのサンプル EAP_HOME/domain/configuration/host-secondary.xml には、ドメインコントローラーに接続する設定が含まれています。この設定は、ホストコントローラーの起動時に jboss.domain.primary.address プロパティーを指定するものと想定しています。
$ EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-secondary.xml -Djboss.domain.primary.address=<ip_address>
ドメインの設定によっては、認証を提供して、ホストコントローラーがドメインコントローラーによって認証されるようにする必要がある場合があります。管理ユーザーと秘密の値を生成し、その値でホストコントローラー設定を更新する方法の詳細は、2 台のマシンでマネージドドメインを設定する を参照してください。
7.7.4. マネージドドメインのホスト名の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マネージドドメインで実行されている各ホストには一意な名前を付ける必要があります。管理を容易にし、複数のホストで同じホスト設定ファイルを使用できるようにするために、以下の優先順位を用いてホスト名が決定されます。
-
設定されている場合、
host.xml設定ファイルのホスト要素名属性。 -
jboss.host.nameシステムプロパティーの値。 -
jboss.qualified.host.nameシステムプロパティーの最初のピリオド (.) より前の値。最後のピリオド (.) がない場合は値全体。 -
POSIX ベースのオペレーティングシステムでは、
HOSTNAME環境変数のピリオド (.) より前の値。Microsoft Windows では、COMPUTERNAME環境変数のピリオド (.) より前の値。最後のピリオドがない場合は、値全体。
関連する host.xml 設定ファイルの上部にある host 要素に設定されたホストコントローラーの名前。例は次のとおりです。
<host xmlns="urn:jboss:domain:default:20.0" name="host1">
7.7.5. マネージドドメインのホスト名の更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の手順に従って、管理 CLI を使用してホスト名を更新します。
前提条件
- JBoss EAP がマネージドドメインとして実行されている。
手順
管理 CLI を起動し、ドメインコントローラーに接続します。
$ EAP_HOME/bin/jboss-cli.sh --connect --controller=<domain_controller_ip_address>以下のコマンドを実行して新しいホスト名を設定します。
/host=<existing_host_name>:write-attribute(name=name,value=<new_host_name>)これにより、
host-secondary.xmlファイル内のホスト名属性が次のように変更されます。<host name="<new_host_name>" xmlns="urn:jboss:domain:default:20.0">変更を反映するためにホストコントローラーをリロードします。
reload --host=<existing_host_name>
ホストコントローラーの名前が設定ファイルに設定されていない場合は、起動時にホスト名を渡すこともできます。
$ EAP_HOME/bin/domain.sh --host-config=host-secondary.xml -Djboss.host.name=<host_name>