10.2. ログファイルの表示
サーバーおよびアプリケーションログを表示することは、エラー、パフォーマンスの問題、およびその他の問題を診断するために重要です。
以下の方法を使用してログを表示できます。
ログへのアクセスと管理に関する以下の主要なポイントについて考えてみましょう。
-
ログはサーバーの
jboss.server.log.dirプロパティーによって指定されたディレクトリーに存在する必要があります。 - ログは、ファイル、定期的なローテーション、サイズローテーション、または定期的なサイズローテーション ログハンドラーとして定義されます。
- ロールベースアクセス制御(RBAC)は、管理コンソールまたは CLI でのアクセスが許可されているログのみを表示できるようにユーザーを制限します。
10.2.1. 管理コンソールからのログの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ログアクセス用のグラフィカルインターフェイスを提供する JBoss EAP 管理コンソールから直接ログを表示できます。
前提条件
- JBoss EAP が実行中である。
- 管理コンソールにアクセスできる。
手順
- 管理コンソールにログインします。
- Runtime タブを選択し、該当するサーバーを選択します。
- ログファイル を選択し、リストからログファイルを選択します。
表示 をクリックしてログの内容を開き、検索するか、ドロップダウンから ダウンロード を選択してログファイルをローカルファイルシステムに保存します。
警告管理コンソールのログビューアーは、100MB を超えるログファイルなど、非常に大きなログファイル用には設計されていません。15MB を超えるログファイルを開こうとすると、確認プロンプトが表示されます。管理コンソールで非常に大きなファイルを開くと、ブラウザーがクラッシュする可能性があります。大規模なログファイルをダウンロードしてテキストエディターで開くことが推奨されます。
10.2.2. 管理 CLI からのログの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
read-log-file コマンドを使用すると管理 CLI からログファイルの内容を読み取ることができます。デフォルトでは、指定されたログファイルの最後の 10 行が表示されます。
前提条件
- JBoss EAP が実行中である。
- 管理 CLI にアクセスできる。
手順
次のコマンドを使用して、ログファイルの内容を読み取ります。
/subsystem=logging/log-file=LOG_FILE_NAME:read-log-file注記管理対象ドメインでは、このコマンドの前に
/host=HOST_NAME/server=SERVER_NAMEを追加します。次のパラメーターを使用して、ログの出力をカスタマイズします。
- encoding: ファイルの読み取りに使用される文字エンコーディングを指定します。
-
Lines: ファイルから読み取る行数を設定します。
-1はログの行すべてを取得します。デフォルトは10です。 -
skip: 読み取る前にスキップする行数を指定します。デフォルトは
0です。 -
tail: ファイルの最後から読み取るかどうかを設定します。デフォルトは
trueです。
たとえば、以下の管理 CLI コマンドは server.log ログファイルの最初の 5 行を読み取ります。
/subsystem=logging/log-file=server.log:read-log-file(lines=5,tail=false)
このコマンドを実行すると以下が出力されます。
{
"outcome" => "success",
"result" => [
"2016-03-24 08:49:26,612 INFO [org.jboss.modules] (main) JBoss Modules version 1.5.1.Final-redhat-1",
"2016-03-24 08:49:26,788 INFO [org.jboss.msc] (main) JBoss MSC version 1.2.6.Final-redhat-1",
"2016-03-24 08:49:26,863 INFO [org.jboss.as] (MSC service thread 1-7) WFLYSRV0049: JBoss EAP 7.0.0.GA (WildFly Core 2.0.13.Final-redhat-1) starting",
"2016-03-24 08:49:27,973 INFO [org.jboss.as.server] (Controller Boot Thread) WFLYSRV0039: Creating http management service using socket-binding (management-http)",
"2016-03-24 08:49:27,994 INFO [org.xnio] (MSC service thread 1-1) XNIO version 3.3.4.Final-redhat-1"
]
}