11.10. OpenShift の起動可能な JAR の設定
起動可能な JAR を使用する前に、JVM を設定してスタンドアロンサーバーが JBoss EAP for OpenShift で正しく動作することを確認できます。
JAVA_OPTS_APPEND 環境変数を使用して JVM を設定します。JAVA_ARGS コマンドを使用して、起動可能な JAR に引数を提供します。
環境変数を使用してプロパティーの値を設定できます。たとえば、JAVA_OPTS_APPEND 環境変数を使用して、-Dwildfly.statistics-enabled プロパティーを true に設定できます。
JAVA_OPTS_APPEND="-Xlog:gc*:file=/tmp/gc.log:time -Dwildfly.statistics-enabled=true"
サーバーの統計が有効になっているようになりました。
起動可能な JAR に引数を提供する必要がある場合は、JAVA_ARGS 環境変数を使用します。
JBoss EAP for OpenShift は JDK 17 イメージを提供します。起動可能な JAR に関連付けられたアプリケーションを実行するには、まず最新の OpenJDK 17 イメージストリームタグおよびイメージ情報を OpenShift プロジェクトにインポートする必要があります。環境変数を使用して、インポートされたイメージで JVM を設定できます。
JBoss EAP for OpenShift S2I イメージに使用される JVM の設定に同じ設定オプションを適用できますが、以下の違いがあります。
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オプション:
-Xlog機能は利用できませんが、-Xlog:gcを有効にすることでガベッジコレクションのロギングを設定できます。例:JAVA_OPTS_APPEND="-Xlog:gc*:file=/tmp/gc.log:time" -
初期メタスペースのサイズを増やすには、
GC_METASPACE_SIZE環境変数を設定します。最適なメタデータのキャパシティパフォーマンスを得るためには、値を96に設定します。 -
ランダムなファイルの生成を改善するには、
JAVA_OPTS_APPEND環境変数を使用して、java.security.egdプロパティーを-Djava.security.egd=file:/dev/urandomに設定します。
この設定により、インポートされた OpenJDK 17 イメージで実行される場合に JVM のメモリー設定およびガベージコレクション機能が向上します。