インストールガイド

手順3.1 Java のインストール

1. ご利用中のシステムを該当のチャネルへサブスクライブします。
   • Red Hat Enterprise Linux6向けの補助RHELサーバー
   • Red Hat Enterprise Linux5向けの補助RHELサーバー
   • Red Hat Enterprise Linux 4 向けの追加機能
2. コマンドラインからroot ユーザーで Java 1.6 をインストールするためのコマンドを実行します。
   • Red Hat Enterprise Linux５およびRed Hat Enterprise Linux6では、yum install コマンドを使います。

     # yum install java-1.6.0-<VENDOR>-devel

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     <VENDOR> をsun、ibmあるいは openjdkで置き換えてください。
   • Red Hat Enterprise Linux4では、up2date コマンドを実行します。

     # up2date java-1.6.0-<VENDOR>-devel

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     <VENDOR> をsunあるいはibmで置き換えてください。
3. 以下のコマンドを root ユーザーで実行し (別のユーザーから切り替える場合、su -コマンドを実行するようにしてください) 、正しいJDKが利用されていることを確認します。

   # alternatives --config java

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   # alternatives --config javac

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   これらのコマンドは、利用可能なJDKのバージョン一覧を返します。使用中のバージョンにはプラスのマーク(+) が付けられます。設定したJDKが希望のオプションでない場合、コマンドラインにある指示の通り、正しいJDKに切り替えます。

   重要

   java と javacコマンドを使うソフトウェアは、alternatives で設定したJDKを利用します。Java alternatives を切り替えるとこれらのソフトウェアの稼働に悪影響を与える可能性があります。
4. 必要なパッケージをインストールします (手順3.2「必要なパッケージのインストール」参照)。

手順3.2 必要なパッケージのインストール

1. オペレーティングシステムのバージョンにあわせ、root ユーザーで各インストール用コマンドを実行します。
   • Red Hat Enterprise Linux 5および 6 の場合

     # yum install distcache pcre

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   • Red Hat Enterprise Linux 4の場合

     # up2date distcache pcre

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2. プロンプトが出るとyを押し次に進みます。
3. インストールが完了すると、以下のコマンドを実行しパッケージがインストールされていることを確認します。

   # rpm -q distache pcre
   

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   パッケージがインストールされている場合、コマンドの出力でパッケージ名およびバージョン番号を表示します。
4. ZIPファイル (「ZIPファイルからEnterprise Web Serverをインストール」)あるいはRPM(「RPMパッケージからEnterprise Web Serverをインストール」)からJBoss Enterprise Web Server をインストールします。

手順3.3 classpathx-jaf の削除

1. シェルプロンプトでroot ユーザーになります。
2. Red Hat Enterprise Linuxのバージョンにより、該当のコマンドを実行し当パッケージをアンインストールします。
   • Red Hat Enterprise Linux 5および 6 の場合

     # yum remove classpathx-jaf

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   • Red Hat Enterprise Linux 4の場合

     # rpm -e classpathx-jaf

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手順4.1 Java のインストール

1. Oracle のホームページへ移動します。
2. このWeb サイトからご利用中のオペレーティングシステム向けのJDK 1.6 をダウンロードします。
3. ダウンロードした場所に移動します。
4. ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、Java のインストールを開始します。
5. インストールの表示ウィンドウの指示に従い進めてください。

手順4.2 Enterprise Web Service のZIPファイルをダウンロード

1. Web ブラウザでhttp://access.redhat.com を開きます。
2. 右上端にある Log in ボタンをクリックします。
3. ログイン情報を入力し、Log inをクリックします。
4. ページ上部にあるメニューバーの Downloadsオプションにマウスをかざし、表示メニューのJBoss Enterprise Middleware にあるDownloadsをクリックします。
5. Product ドロップダウンメニューのWeb Serverをクリックします。
6. Releases タブにて、Windows 用のJBoss EWS で正しいアーキテクチャおよびバージョンをクリックします。
7. Software Details ページにて、File のドロップダウンボックスの隣にあるDownload ボタンをクリックします。

   注記

   ご利用中のシステムおよびアーキテクチャ向けのファイルであることを確認します。
8. ダウンロードファイルを確認します。

手順4.3 ZIPファイルの展開

1. ファイルを右クリックしすべて展開 (Extract All...)を選択します。
2. 次へ (Next)をクリックします。
3. When prompted for the extract location, click Browse and navigate to C:\Program Files.
4. 完了 (Finish)をクリックします。

   注記

   Files are extracted in C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server. If you wish to change the httpd configuration (for example, add mod_cluster), edit the httpd.conf file in the C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf folder.

手順4.4 環境変数の設定

1. 管理者権限を持つアカウントでログインします。
2. コントロールパネル (Control Panel) → システム (System)に移動します。
3. Advanced タブをクリックします。
4. 環境変数 (Environment Variables) ボタンをクリックします。
5. システム変数のNewをクリックします。
6. 必要とされる JAVA_HOME、TMP、TEMPの名前-値ペアを入力します。
7. You will also need to add <EWS_HOME>\bin to the PATH environment variable of the user the service runs under. This is SYSTEM by default. Without this, the SSL Connector will fail to work.

手順4.5 Post-installation スクリプトの実行

1. 管理者でログインしている場合でも、管理者としてコマンドプロンプト (Command Prompt) を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。

   注記

   Windows Server 2003はユーザアカウント制御 の概念がないため、Command Prompt (cmd.exe)を実行するだけで結構です。
2. Command Promptで、以下を入力し利用中のEnterprise Web Server設定のetcフォルダに移動します。

   C:\> cd /D "C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc"

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3. call postinstall.batコマンドを発行しpost-installation スクリプトを実行します。
   このスクリプトは、一時ログインや設定ディレクトリに対し必要とされるシンボリックリンク(Junction Points) を作成します。

手順4.6 Tomcatのインストール

• 管理者としてCommand Prompt を実行します。
  1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
  2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
  3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。

     注記

     64-bit Windowsでは、64-bit バージョンのCommand Prompt (cmd.exe)を使う必要があります。32-bit アプリケーションからcmdを実行すると、32-bit のコマンドプロンプトが起動します。これにより、サービスの設定スクリプトが ファイルが見つかりません (File Not Found) という警告で失敗してしまいます。
  4. JBoss Enterprise Web Serverの各種設定フォルダーのsbinフォルダに移動します。

     C:\> cd /D "C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\sbin"

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  5. コマンドラインで、必要なTomcatのバージョン(5 あるいは 6)を含め、以下のコマンドを実行しTomcatをインストールします。

     call service<VERSION>.bat install

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     tomcat<VERSION>w.exeと入力すると、サービスパラメータを確認できます。

手順4.7 HTTPのインストール

1. 管理者としてCommand Prompt を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。
2. 新しいインストレーションのbin フォルダに移動します。

   C:\> cd /D "C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\bin"

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3. コマンドラインでinstall コマンドを実行します。

   httpd -k install

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   Apache HTTP Server サービスへのネットワークアクセスを要求するファイアウォールのセキュリティダイアログが表示されます。ネットワークからこのサービスにアクセスしたい場合は、Allowをクリックしてください。

   注記

   デフォルトでは、 Apache HTTP Server はポート 80 をリッスンするように設定されています。Microsoft IIS がインストールされている場合は、以下を確認してください。

   • World Wide Web...サービスが停止されており、Startup Type がManualに設定されていること。
   • World Wide Web... が別ポートをリッスンするように設定されていること。

   あるいは、サービスのインストール前にhttpd.conf ファイルを編集し、Internet Information Service がリッスンするポートと衝突しないように、Listen するポートを変更してください。

手順4.8 log4jの設定

1. Change to C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\extras\
2. 該当のlog4j ファイルをTomcatフォルダにコピーします。
   • Tomcat6を使っている場合は、以下のコマンドを実行します。

     copy log4j.jar log4j.properties ..\tomcat6\lib

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     copy C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\extras\tomcat-juli-adapters.jar C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\tomcat6\lib

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   • Tomcat5を使っている場合は、以下のコマンドを実行します。

     copy log4j.properties ..\tomcat5\common\classes

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     copy log4j.jar ..\tomcat5\common\lib

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手順4.9 SSLの削除

1. Go to C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf.d
2. SSL設定ファイルの名前変更
   • SSLを削除するには、ssl.confの名前をssl.conf.disabledに変更します。
   • SSLを再追加するには、ssl.conf.disabledの名前をssl.confに変更します。

手順4.10 mod_jkの設定

1. In C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf\ create workers.properties (refer to http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/apache.html).
2. In C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf.d\, create mod_jk.conf (refer to http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/apache.html)

   注記

   You can also use the sample files mod_jk.conf.sample and workers.properties.sample available in C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf: modify their content as needed and rename them to mod_jk.conf and workers.properties.

手順4.11 mod_clusterの設定

1. In the C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf\httpd.conf file, add the hash (#) sign at the beginning of the following line to disable mod_proxy_balancer.so:

   LoadModule proxy_balancer_module /modules/mod_proxy_balancer.so

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   このモジュールは、JBoss HTTP Connectorとの互換性がありません。
2. サーバーを設定し、JBoss HTTP Connector モジュールをロードします。
   1. Create the file C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf\JBoss_HTTP.conf.
   2. 以下の行をJBoss_HTTP.conf ファイルに追加します。

      LoadModule slotmem_module /modules/mod_slotmem.so
      LoadModule manager_module /modules/mod_manager.so
      LoadModule proxy_cluster_module /modules/mod_proxy_cluster.so
      LoadModule advertise_module /modules/mod_advertise.so

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手順4.12 セキュリティの設定

1. Right-click the C:\Program Files\Red Hat folder and click Properties.
2. Security タブを選択します。
3. 追加 (Add..) ボタンをクリックし、LOCAL SERVICEと入力します。
4. 新規LOCAL SERVICEアカウントのフルコントロール (Full Control) チェックボックスを選択します。
5. 詳細設定 (Advanced) ボタンをクリックします。
6. Advanced Security Settings for Red Hat ダイアログのReplace permissions on all child objects...チェックボックスを選択しOK ボタンをクリックします。
   この手順はWindows 2003向けで、Windows Server 2008 や Windows Server 2008R2 の手順については若干違う可能性があります。

手順4.13 コマンドプロンプトからEnterprise Web Serverを実行

1. 管理者としてCommand Prompt を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。
2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力しTomcatサービスを実行します。

   net start tomcat<VERSION>

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3. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行しhttpd サービスを起動します。

   net start httpd

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手順4.14 Computer Management ツールからEnterprise Web Serverを実行

1. 管理者としてCommand Prompt を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。
2. スタート(Start) → 管理ツール (Administrative Tools) → サービス (Services)へ移動します。
3. Services のダイアログにて、サービス名(httpd あるいは tomcat) を右クリックし、開始 (Start) あるいは 停止(Stop)をクリックします。

手順4.15 コマンドプロンプトからEnterprise Web Serverを停止

1. 管理者としてCommand Prompt を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。
2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力しTomcatサービスを実行します。

   net stop tomcat<VERSION>

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3. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行しhttpd サービスを起動します。

   net stop httpd

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手順4.16 Computer Management ツールからEnterprise Web Serverを停止

1. 管理者としてCommand Prompt を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) → アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。
2. スタート(Start) → 管理ツール (Administrative Tools) → サービス (Services)へ移動します。
3. Services のダイアログにて、サービス名(httpd あるいは tomcat) を右クリックし、停止(Stop)をクリックします。

手順5.1 Java のインストール

1. Oracle のホームページへ移動します。
2. このWeb サイト(http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html)からJDK 1.6.0 をダウンロードします。
3. ダウンロードした場所に移動します。
4. Java のインストールファイルを実行します。
5. usrへ移動します。
6. 以下のコマンドを実行し現在の Java のシンボリックリンクを表示します。

   ls -lad java

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7. リンクの削除方法：

   rm java

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8. JDK 1.6.0へのjava のシンボリックリンクを作成します。

   ln -sf /usr/jdk/<JDK>

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手順5.2 Solaris パッケージあるいはZIPファイルのダウンロード

1. Web ブラウザでhttps://access.redhat.com を開きます。
2. 右上端にある Log in ボタンをクリックします。
3. ログイン情報を入力し、Log inをクリックします。
4. ページ上部にあるメニューバーの Downloadsオプションにマウスをかざし、表示メニューのJBoss Enterprise Middleware にあるDownloadsをクリックします。
5. 表示ページのProduct ドロップダウンボックス欄でWeb Server を選択しページが更新されるのを待ちます。
6. Releases タブにて、ご利用中のオペレーティングシステムおよびアーキテクチャのJBoss EWS リンクをクリックします。
7. Software Details ページにて、File のドロップダウンボックスの隣にあるDownload ボタンをクリックします。

   注記

   ご利用中のシステムおよびアーキテクチャ向けのファイルであることを確認します。
8. ダウンロードファイルを確認します。

手順5.3 ZIPファイルからEnterprise Web Serverを展開、インストール

1. シェルプロンプトでroot ユーザーになります。
2. ZIPファイルのあるディレクトリに移動します。
3. 以下のコマンドを実行し、パッケージをoptへ移動します。

   # unzip <FILE_NAME> -d /opt

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   <FILE_NAME>をダウンロードしたZIPファイルの名前で置き換えてください。
4. 以下のコマンドを発行しpost-installation スクリプトを実行します。

   cd /opt/redhat/ews/etc
   sh .postinstall

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   post installation プロセスでTomcatおよびApache ユーザーおよびグループ、ディレクトリが作成されます。

   • ユーザーおよびグループapache はID48、tomcat はID91です。apacheユーザーはhttpdを、tomcat はtomcatを作動させるのに利用されます。
   • tomcat グループが書き込み権限を持つその他のディレクトリは以下のとおりです。
     • /var/logs/tomcat5
     • /var/logs/tomcat6

手順5.4 Solaris パッケージからEnterprise Web Serverを展開、インストール

1. シェルプロンプトでroot ユーザーになります。
2. 以下のgunzip および pkgadd コマンドを実行し、パッケージを展開およびインストールします。

   gunzip RHATews-1.0.*

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   pkgadd -d RHATews-1.0.*

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   このコマンドは以下のような出力を返します。

   The following packages are available:
   1  RHATews     JBoss Enterprise Web Server (i386) 1.0.0,REV=2.el5
   
   Select package(s) you wish to process (or 'all' to process all packages). (default: all) [?,??,q]:
   

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3. 1 をタイプするか、enter を押しインストールを確定すると、以下の情報が表示されます。

   JBoss Enterprise Web Server(i386) 1.0.0,REV=2.GA
   
   
   END USER LICENSE AGREEMENT
   JBOSS(r) ENTERPRISE MIDDLEWARE(tm)
   
   The end user license agreement ("EULA") governs the use of the various software modules that collectively comprise JBoss Enterprise Middleware
   and any related updates, source code, appearance, structure and organization,
   regardless of the delivery mechanism.
   
   The JBoss Enterprise Middleware EULA can be found here:
   http://www.redhat.com/licenses/jboss_eula.html
   
   
   ## Executing checkinstall script.
   Using </opt> as the package base directory.
   ## Processing package information.
   ## Processing system information.
   ## Verifying disk space requirements.
   ## Checking for conflicts with packages already installed.
   ## Checking for setuid/setgid programs.
   
   This package contains scripts which will be executed with super-user
   permission during the process of installing this package.
   
   Do you want to continue with the installation of <RHATews> [y,n,?]
   

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4. インストール確定のプロンプトが表示され、yを入力しenterを押すと、インストールが開始され以下が表示されます。

   ## Executing postinstall script.
   Apache group (id=48) already exists. +++ or created if not
   Apache user  (id=48) already exists.
   Generating private RSA key ... OK
   Generating new (+++ user hostname displayed here) certificate ... OK
   Tomcat group (id=91) already exists.
   Tomcat user  (id=91) already exists.
   
   -----------------------------------------------------------------------
   NOTICE
   -----------------------------------------------------------------------
   
   JAVA_HOME environment variable is not set.
   Either set the  JAVA_HOME  or edit the configuration
   scripts inside `/opt/redhat/ews/etc/sysconfig' directory
   and set the JAVA_HOME to the installed JDK location.
   
   
   Installation of <RHATews> was successful.
   

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5. 以下のコマンドを実行し、パッケージ情報を表示します。

   pkginfo -l RHATews
   

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   注記

   インストール時にシステムはJAVA_HOME の環境変数が設定されていないとの通知を生成します。この変数を稼働させたいTomcat向けに設定する必要があります (手順5.5「Tomcatの設定」の章を参照)。
6. 該当のTomcatのバージョンで以下のコマンドを入力しcatalina.sh スクリプトを実行します。

   /opt/redhat/ews/share/tomcat<VERSION>/bin/catalina.sh
   

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   catalina.sh スクリプトは、作動中のJVMバージョンを検知し、/opt/redhat/ews/libパス( 64 bit JVMは /opt/redhat/ews/lib64) をライブラリパスへ追加します。

手順5.5 Tomcatの設定

1. tomcat 設定ファイルを検索します。
   • Tomcat5は/opt/redhat/ews/etc/sysconfig/tomcat5
   • Tomcat6は/opt/redhat/ews/etc/sysconfig/tomcat6
2. 設定ファイルを開き以下の行頭にあるハッシュ (#)を削除します。

   # JAVA_HOME="/usr/java"

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手順5.6 SSLの削除

1. /opt/redhat/ews/etc/httpd/conf.dへ移動します。
2. SSL設定ファイルの名前変更
   • SSLを削除するには、ssl.confの名前をssl.conf.disabledに変更します。
   • SSLを再度有効にするには、ssl.conf.disabledの名前をssl.confに変更します。

手順5.7 log4jの設定

1. /opt/redhat/ews/share/extras ディレクトリに移動します。
2. log4j.jar および log4j.propertiesファイルをTomcatディレクトリのlib にコピーします。
   • Tomcat6を使っている場合は、以下のコマンドを実行します。

     extras]# cp log4j.jar log4j.properties ../tomcat6/lib

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     extras] # cp tomcat-juli-adapters.jar /opt/redhat/ews/share/tomcat6/lib

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   • Tomcat5を使っている場合は、以下のコマンドを実行します。

     extras]# cp log4j.properties ../tomcat5/common/classes

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     extras]# cp log4j.jar ../tomcat5/common/lib

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手順5.8 mod_jkの設定

1. /opt/rehat/ews/etc/httpd/conf/httpd/conf/でworkers.properties ファイルを作成します (http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/apache.htmlを参照)。
2. /opt/rehat/ews/etc/httpd/conf/httpd/conf.d/でmod_jk.conf ファイルを作成します (http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/apache.htmlを参照)。

   注記

   /opt/rehat/ews/etc/httpd/conf/httpd/conf/にあるサンプルファイルmod_jk.conf.sample とworkers.properties.sample をコピーし変更することができます。必要に応じ内容を変更し、 mod_jk.conf や workers.propertiesに名前を変更します。

手順5.9 mod_clusterの設定

1. Red Hat Customer Portalから、ご利用中のオペレーティングシステムおよびアーキテクチャ向けのjboss-ep-native ZIPファイルをダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルを展開します。
3. ファイルを展開した場所から、jboss-ep-<VERSION> /native/lib[64]/httpd/modulesへ移動します。
4. 以下のコマンドを実行しmod_cluster モジュールを/opt/redhat/ews/lib[64]/httpd/modulesにコピーします。

   modules]# cp mod_advertise.so mod_manager.so mod_proxy_cluster.so mod_slotmem.so -t /usr/lib[64]/httpd/modules

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5. /opt/redhat/ews/httpd/conf/httpd.confファイルで、以下の行頭にハッシュ記号 (#) を追加し、mod_proxy_balancer モジュールを無効にします。

   LoadModule proxy_balancer_module modules/mod_proxy_balancer.so

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   このモジュールは、JBoss HTTP Connectorとの互換性がありません。
6. サーバーを設定し、JBoss HTTP Connector モジュールをロードします。
   1. /opt/redhat/ews/httpd/conf.d/JBoss_HTTP.confのファイルを作成します。
   2. 以下の行を$EWS_HOME/httpd/conf.d/JBoss_HTTP.confファイルに追加します。

      LoadModule slotmem_module $EWS_HOME/httpd/modules/mod_slotmem.so
      LoadModule manager_module $EWS_HOME/httpd/modules/mod_manager.so
      LoadModule proxy_cluster_module $EWS_HOME/httpd/modules/mod_proxy_cluster.so
      LoadModule advertise_module $EWS_HOME/httpd/modules/mod_advertise.so
      

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手順5.11 サービスを稼働するTomcatを停止

1. シェルプロンプトでroot ユーザーになります。
2. 各Tomcatバージョン (5 あるいは 6)で以下のコマンドを実行し、bin ディレクトリのTomcatスクリプトから開始されたTomcatを停止します。

   sbin/tomcat<VERSION> stop

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手順5.12 プログラムを稼働するTomcatを停止

1. シェルプロンプトで/opt/redhat/ews/share/tomcat<VERSION>/binに移動します。
2. 各Tomcatバージョン (5 あるいは 6)で以下のコマンドを実行し、bin ディレクトリのTomcatスクリプトから開始されたTomcatを停止します。

   sh shutdown.sh

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手順5.13 HTTPサーバーの停止

1. root ユーザーでコマンドラインを起動します。
2. 以下のコマンドを実行しHTTPサーバーを停止します。

   sbin/apachectl stop

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1. 利用中のアプリケーションおよびカスタム設定のバックアップを取ります。
2. JBoss Enterprise Web Serverの新しいバージョンをインストールします (「ZIPファイルからEnterprise Web Serverをインストール」を参照のこと)。
3. JBoss Enterprise Web Server の新規設定が置かれているディレクトリにアプリケーションとカスタム設定をコピーします。
4. バックアップの削除前にアプリケーションがすべて正しく機能することを確認してください。

手順6.1 Red Hat Enterprise Linux 5上でJBoss Enterprise Web Server をアップグレード

1. シェルプロンプトで、root ユーザになります。
2. 以下のコマンドを実行しclasspathx-jaf パッケージを削除します。

   # yum remove classpathx-jaf

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3. アップグレードのコマンドを実行します。

   # yum upgrade

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手順6.2 Red Hat Enterprise Linux 4でJBoss Enterprise Web Server をアップグレード

1. シェルプロンプトで、root ユーザになります。
2. 以下のコマンドを実行します。

   # up2date -u

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