4.3. 環境設定

手順4.4 環境変数の設定

1. 管理者権限を持つアカウントでログインします。
2. コントロールパネル (Control Panel) システム (System)に移動します。
3. Advanced タブをクリックします。
4. 環境変数 (Environment Variables) ボタンをクリックします。
5. システム変数のNewをクリックします。
6. 必要とされる JAVA_HOME、TMP、TEMPの名前-値ペアを入力します。
7. You will also need to add <EWS_HOME>\bin to the PATH environment variable of the user the service runs under. This is SYSTEM by default. Without this, the SSL Connector will fail to work.

手順4.5 Post-installation スクリプトの実行

1. 管理者でログインしている場合でも、管理者としてコマンドプロンプト (Command Prompt) を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。

   注記

   Windows Server 2003はユーザアカウント制御 の概念がないため、Command Prompt (cmd.exe)を実行するだけで結構です。
2. Command Promptで、以下を入力し利用中のEnterprise Web Server設定のetcフォルダに移動します。

   C:\> cd /D "C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc"

3. call postinstall.batコマンドを発行しpost-installation スクリプトを実行します。
   このスクリプトは、一時ログインや設定ディレクトリに対し必要とされるシンボリックリンク(Junction Points) を作成します。

手順4.6 Tomcatのインストール

• 管理者としてCommand Prompt を実行します。
  1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
  2. すべてのプログラム (All Programs) アクセサリ(Accessories)へ移動します。
  3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。

     注記

     64-bit Windowsでは、64-bit バージョンのCommand Prompt (cmd.exe)を使う必要があります。32-bit アプリケーションからcmdを実行すると、32-bit のコマンドプロンプトが起動します。これにより、サービスの設定スクリプトが ファイルが見つかりません (File Not Found) という警告で失敗してしまいます。
  4. JBoss Enterprise Web Serverの各種設定フォルダーのsbinフォルダに移動します。

     C:\> cd /D "C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\sbin"

  5. コマンドラインで、必要なTomcatのバージョン(5 あるいは 6)を含め、以下のコマンドを実行しTomcatをインストールします。

     call service<VERSION>.bat install

     tomcat<VERSION>w.exeと入力すると、サービスパラメータを確認できます。

手順4.7 HTTPのインストール

1. 管理者としてCommand Prompt を実行します。
   1. スタート (Start) ボタンをクリックします。
   2. すべてのプログラム (All Programs) アクセサリ(Accessories)へ移動します。
   3. Command Promptを右クリックし、管理者として実行 (Run as administrator)を選択します。
2. 新しいインストレーションのbin フォルダに移動します。

   C:\> cd /D "C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\bin"

3. コマンドラインでinstall コマンドを実行します。

   httpd -k install

   Apache HTTP Server サービスへのネットワークアクセスを要求するファイアウォールのセキュリティダイアログが表示されます。ネットワークからこのサービスにアクセスしたい場合は、Allowをクリックしてください。

   注記

   デフォルトでは、 Apache HTTP Server はポート 80 をリッスンするように設定されています。Microsoft IIS がインストールされている場合は、以下を確認してください。

   • World Wide Web...サービスが停止されており、Startup Type がManualに設定されていること。
   • World Wide Web... が別ポートをリッスンするように設定されていること。

   あるいは、サービスのインストール前にhttpd.conf ファイルを編集し、Internet Information Service がリッスンするポートと衝突しないように、Listen するポートを変更してください。

手順4.8 log4jの設定

1. Change to C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\extras\
2. 該当のlog4j ファイルをTomcatフォルダにコピーします。
   • Tomcat6を使っている場合は、以下のコマンドを実行します。

     copy log4j.jar log4j.properties ..\tomcat6\lib

     copy C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\extras\tomcat-juli-adapters.jar C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\tomcat6\lib

   • Tomcat5を使っている場合は、以下のコマンドを実行します。

     copy log4j.properties ..\tomcat5\common\classes

     copy log4j.jar ..\tomcat5\common\lib

手順4.9 SSLの削除

1. Go to C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf.d
2. SSL設定ファイルの名前変更
   • SSLを削除するには、ssl.confの名前をssl.conf.disabledに変更します。
   • SSLを再追加するには、ssl.conf.disabledの名前をssl.confに変更します。

手順4.10 mod_jkの設定

1. In C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf\ create workers.properties (refer to http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/apache.html).
2. In C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf.d\, create mod_jk.conf (refer to http://tomcat.apache.org/connectors-doc/reference/apache.html)

   注記

   You can also use the sample files mod_jk.conf.sample and workers.properties.sample available in C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf: modify their content as needed and rename them to mod_jk.conf and workers.properties.

手順4.11 mod_clusterの設定

1. In the C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf\httpd.conf file, add the hash (#) sign at the beginning of the following line to disable mod_proxy_balancer.so:

   LoadModule proxy_balancer_module /modules/mod_proxy_balancer.so

   このモジュールは、JBoss HTTP Connectorとの互換性がありません。
2. サーバーを設定し、JBoss HTTP Connector モジュールをロードします。
   1. Create the file C:\Program Files\Red Hat\Enterprise Web Server\etc\httpd\conf\JBoss_HTTP.conf.
   2. 以下の行をJBoss_HTTP.conf ファイルに追加します。

      LoadModule slotmem_module /modules/mod_slotmem.so
      LoadModule manager_module /modules/mod_manager.so
      LoadModule proxy_cluster_module /modules/mod_proxy_cluster.so
      LoadModule advertise_module /modules/mod_advertise.so

手順4.12 セキュリティの設定

1. Right-click the C:\Program Files\Red Hat folder and click Properties.
2. Security タブを選択します。
3. 追加 (Add..) ボタンをクリックし、LOCAL SERVICEと入力します。
4. 新規LOCAL SERVICEアカウントのフルコントロール (Full Control) チェックボックスを選択します。
5. 詳細設定 (Advanced) ボタンをクリックします。
6. Advanced Security Settings for Red Hat ダイアログのReplace permissions on all child objects...チェックボックスを選択しOK ボタンをクリックします。
   この手順はWindows 2003向けで、Windows Server 2008 や Windows Server 2008R2 の手順については若干違う可能性があります。