3.2.3. Enterprise Web Serverの実行
JBoss Enterprise Web Serverを稼働するには以下を起動してください。
- Tomcat (5 あるいは 6、「Tomcatの起動」参照)
- HTTP サーバー (「HTTPの実行」)
3.2.3.1. Tomcatの起動 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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サービスとしてバックグラウンドでTomcatを稼働することも(「サービスとしてTomcatを作動」参照) 、プログラムとしてフォアグラウンドで稼働することもできます (「プログラムとしてTomcatを稼働」参照)。
重要
Tomcatをstartup.sh スクリプトで起動するよう強くおすすめします(「プログラムとしてTomcatを稼働」にあるstartup.shの内容を参照)。サポートされている起動方法はこちらのみになっています。
Tomcatの起動前に以下の前提条件が満たされているか確認してください。
- Tomcatユーザが作成されていること (手順3.7「Tomcatユーザの作成」参照)
- JAVA_HOME が正しく設定されていること (手順3.6「JAVA_HOMEの設定」参照)
3.2.3.1.1. プログラムとしてTomcatを稼働 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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Tomcatをプログラムとして起動させるには、以下のスクリプトを実行します。
startup.shスクリプト各Tomcatバージョン (5あるいは6)で以下のコマンドを root ユーザーで実行します。システムは設定ファイルを読み込み、Tomcatユーザーアカウントのユーザーおよびグループに変わります (つまり、Tomcatは常にTomcatユーザーの下で作動)。デフォルトでは、Tomcat起動時にsh <EWS_HOME>/tomcat<VERSION>/bin/startup.sh
# sh <EWS_HOME>/tomcat<VERSION>/bin/startup.shCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow tomcat-nativeが自動的にLD_LIBRARY_PATHおよび-Djavalibrary.pathへ追加されます。catalina.shスクリプト各Tomcatバージョン (5あるいは6)で以下のコマンドを実行します。sh <EWS_HOME>/tomcat<VERSION>/bin/catalina.sh
# sh <EWS_HOME>/tomcat<VERSION>/bin/catalina.shCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow catalina.shを呼び出すカスタムのスクリプト
3.2.3.1.2. サービスとしてTomcatを作動 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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サービスとしてTomcatを稼働するには、jsvc あるいは ranukiwrapper を持つ独自のシステムデーモンスクリプトを作成、使用します。