Red Hat JBoss Web Server 5.7 Service Pack 4 リリースノート
Red Hat JBoss Web Server 5.7 向け
概要
Red Hat ドキュメントへのフィードバック (英語のみ) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
技術的な内容に関するフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。皆様のご意見をお待ちしています。コメントの追加、Insights の提供、誤字の修正、および質問を行う必要がある場合は、ドキュメントで直接行うこともできます。
Red Hat アカウントがあり、カスタマーポータルにログインしている必要があります。
カスタマーポータルからドキュメントのフィードバックを送信するには、以下の手順を実施します。
- Multi-page HTML 形式を選択します。
- ドキュメントの右上にある Feedback ボタンをクリックします。
- フィードバックを提供するテキストのセクションを強調表示します。
- 強調表示されたテキストの横にある Add Feedback ダイアログをクリックします。
- ページの右側のテキストボックスにフィードバックを入力し、Submit をクリックします。
フィードバックを送信すると、自動的に問題の追跡が作成されます。Submit をクリックすると表示されるリンクを開き、問題の監視を開始するか、さらにコメントを追加します。
貴重なフィードバックにご協力いただきありがとうございます。
多様性を受け入れるオープンソースの強化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ を参照してください。
第1章 Red Hat JBoss Web Server 5.7 Service Pack 4 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat JBoss Web Server version 5.7 Service Pack 4 リリースへようこそ。
Red Hat JBoss Web Server は、Java Web アプリケーションをホストする完全統合および認定されたコンポーネントセットです。これは、アプリケーションサーバー (Apache Tomcat Servlet コンテナー) および Apache Tomcat Native Library から構成されます。
JBoss Web Server には以下の主要コンポーネントが含まれます。
- Apache Tomcat は、Java Servlet Specification に準拠したサーブレットコンテナーです。JBoss Web Server には Apache Tomcat 9 が含まれています。
- Apache Tomcat Native Library は、Tomcat のスケーラビリティー、パフォーマンス、ネイティブサーバー技術との統合を改善します。
- Tomcat-vault: JBoss Web Server によって使用されるパスワードおよび他の機密情報をセキュアに保存するために使用される JBoss Web Server の拡張機能です。
-
mod_cluster ライブラリーは、JBoss Web Server と Apache HTTP サーバー
mod_proxy_clusterモジュール間の通信を可能にします。mod_clusterライブラリーにより、Apache HTTP Server を JBoss Web Server のロードバランサーとして使用できます。mod_cluster設定の詳細、またはmod_jkやmod_proxyなどの代替ロードバランサーのインストールと設定に関する詳細は、Apache HTTP Server コネクターおよび負荷分散ガイド を参照してください。 - Apache ポータブルランタイム (APR): ネイティブサーバー技術との優れたスケーラビリティー、パフォーマンス、および改善された統合を提供するランタイムです。APR は、Apache HTTP Server 2.x の中核となる大変ポータブルなライブラリーです。これにより、sendfile、epoll、OpenSSL などの高度な IO 機能、乱数生成やシステムステータスなどのオペレーティングシステムレベルの機能、共有メモリー、NT パイプ、Unix ソケットなどのネイティブプロセス処理機能にアクセスできます。
- OpenSSL: Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルおよび TLS (Transport Layer Security) プロトコルを実装するソフトウェアライブラリーです。基本的な暗号化ライブラリーが含まれています。
JBoss Web Server のこのリリースには、中程度のセキュリティー更新がいくつか含まれています。
JBoss Web Server 5.5 以降のバージョンは、Red Hat Enterprise Linux 7 に基づく OpenShift イメージを提供しなくなりました。JBoss Web Server のこのリリースは、Red Hat Enterprise Linux 8 に基づく OpenShift イメージを提供します。
第2章 新機能および拡張機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat JBoss Web Server 5.7 Service Pack 4 には新機能や機能拡張は含まれません。
第3章 Red Hat JBoss Web Server 5.7 のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Enterprise Linux または Microsoft Windows に JBoss Web Server 5.7 をインストールできます。詳細は、インストールガイドの次のセクションを参照してください。
第4章 このサービスパックを使用した Red Hat JBoss Web Server のアップグレード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この Service Pack をインストールするには以下を行います。
Red Hat JBoss Web Server 5.7 の Software Downloads ページに移動します。
注記Software Downloads ページにアクセスするには、Red Hat サブスクリプションが必要です。
- プラットフォームに適した Red Hat JBoss Web Server 5.7 Service Pack 4 アーカイブファイルをダウンロードします。
- アーカイブファイルを Red Hat JBoss Web Server インストールディレクトリーにデプロイメントします。
Red Hat Enterprise Linux で RPM パッケージから Red Hat JBoss Web Server をインストールした場合は、以下の yum コマンドを使用して最新のサービスパックにアップグレードできます。
yum upgrade
# yum upgrade
第5章 OS/JVM の認定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースでは、以下のオペレーティングシステムおよび Java Development Kit (JDK) バージョンとの使用がサポートされます。
| オペレーティングシステム | チップセットアーキテクチャー | Java 仮想マシン |
|---|---|---|
| Red Hat Enterprise Linux 9 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 11、Red Hat OpenJDK 17、Oracle JDK 11、Oracle JDK 17 |
| Red Hat Enterprise Linux 8 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Red Hat OpenJDK 17、Oracle JDK 11、Oracle JDK 17 |
| Red Hat Enterprise Linux 7 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11、IBM JDK 1.8.x |
| Microsoft Windows 2019 Server | x86_64 | Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Red Hat OpenJDK 17、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11、Oracle JDK 17 |
| Microsoft Windows 2016 Server | x86_64 | Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Red Hat OpenJDK 17、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11、Oracle JDK 17 |
Red Hat Enterprise Linux 6 および Microsoft Windows 2012 Server R2 はサポートされていません。
第6章 解決した問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースで解決された問題はありません。
第7章 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースには既知の問題がありません。
第8章 サポートされるコンポーネント リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat JBoss Web Server のこのリリースでサポートされるコンポーネントバージョンのリストは、JBoss Web Server Component Details ページを参照してください。