第2章 このリリースで利用できる機能


JBoss Web Server コレクションのこのリリースには、次の機能が含まれています。

2.1. 最新リリースにおける新機能または変更された機能

JBoss Web Server コレクションの最新リリースでは、以下の新機能または変更された機能が提供されます。

2.1.1. ansible-core パッケージバージョン 2.16 以降のサポート

JBoss Web Server コレクションの 2.1 リリースでは、システム内のコントロールノードに ansible-core パッケージバージョン 2.16 以降がインストールされている必要があります。Red Hat Ansible Automation Platform 2. x をインストールすることで、ansible-core パッケージをインストールできます。詳細は、Red Hat Ansible Automation Platform インストールガイド を参照してください。

2.1.2. デフォルトで有効になっているネイティブアーカイブファイルの自動インストール

2.1 リリース以降では、JBoss Web Server コレクションも、指定された製品バージョンのネイティブアーカイブファイルをデフォルトでインストールするように設定されています。jws_native 変数はデフォルトで True に設定されるようになりました。

これは、jws_native 変数がデフォルトで False に設定されていた以前のリリースの動作に代わるものです。このような場合、jws_native 変数設定を明示的に True に変更しない限り、JBoss Web Server コレクションはネイティブアーカイブファイルがインストールされませんでした。

注記

jws_native 変数を False に設定すると、JBoss Web Server コレクションはネイティブアーカイブをインストールできず、ネイティブアーカイブファイルのインストールを必要とする SELinux ポリシーなどの機能に問題が発生します。

2.1.3. redhat.jws.jws ロールの事前設定された become: true ディレクティブ

2.1 リリース以降、redhat.jws.jws ロールは、すでに become: true ディレクティブで事前設定されています。これにより、ターゲットホストで root 権限を必要とする自動タスクを実行するためのユーザー権限の昇格が有効になっています。

2.1.4. Playbook の become: true ディレクティブの要件

2.1 リリース以降、redhat.jws.jws ロールは become: true ディレクティブで事前設定されているため、Playbook に become: true ディレクティブを指定する必要がなくなりました。

以前のリリースの動作では、JBoss Web Server コレクションにおいてプレイレベルでユーザー権限の昇格を有効にするために Playbook に become: true ディレクティブを指定する必要がありましたが、これは、以前のリリースの動作に代わるものです。

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