4.6. カスタムノートブックイメージの設定
Red Hat および独立系ソフトウェアベンダー (ISV) によって提供およびサポートされているノートブックイメージに加えて、プロジェクトの特定の要件に対応するカスタムノートブックイメージを設定できます。
Red Hat は、OpenShift AI のデプロイメントにカスタムノートブックイメージを追加し、ノートブックサーバーを作成するときにそれらを選択できるようにすることをサポートします。ただし、Red Hat はカスタムノートブックイメージのコンテンツをサポートしていません。つまり、ノートブックサーバーの作成中にカスタムノートブックイメージを選択しても、使用可能なノートブックサーバーが作成されない場合、Red Hat はカスタムノートブックイメージを修正するためのサポートを提供しません。
前提条件
- Red Hat OpenShift AI にログインしている。
-
OpenShift で
cluster-admin
ロールが割り当てられている。 - カスタムノートブックイメージがイメージレジストリーに存在し、アクセスできる。
-
ダッシュボードのナビゲーションメニューオプションとして、Settings
Notebook images にアクセスできます。
手順
OpenShift AI ダッシュボードから、Settings
Notebook images をクリックします。 Notebook images ページが表示されます。以前にインポートしたノートブックのイメージが表示されます。以前にインポートしたノートブックイメージを有効または無効にするには、関連するノートブックイメージを含む行で、Enable 列のトグルをクリックします。
注記ノートブックイメージのアクセラレーター識別子をすでに設定している場合は、関連するアクセラレータープロファイルを作成することで、ノートブックイメージに推奨されるアクセラレーターを指定できます。これを行うには、ノートブックのイメージを含む行で Create profile をクリックし、関連するフィールドに入力します。ノートブックイメージにアクセラレーター識別子が含まれていない場合は、関連するアクセラレータープロファイルを作成する前に、アクセラレーター識別子を手動で設定する必要があります。
Import new image をクリックします。または、以前にインポートしたイメージが見つからなかった場合は、Import image をクリックします。
Import Notebook images ダイアログが表示されます。
-
Image location フィールドに、ノートブックイメージを含むリポジトリーの URL を入力します。例:
quay.io/my-repo/my-image:tag
、quay.io/my-repo/my-image@sha256:xxxxxxxxxxxxx
、またはdocker.io/my-repo/my-image:tag
。 - Name フィールドに、ノートブックイメージの適切な名前を入力します。
- オプション: Description フィールドに、ノートブックイメージの説明を入力します。
- オプション: Accelerator identifier リストから識別子を選択し、その識別子のアクセラレーターがノートブックイメージで推奨されているように設定します。ノートブックイメージにアクセラレーター識別子が 1 つだけ含まれている場合は、デフォルトで識別子名が表示されます。
オプション: ノートブックイメージにソフトウェアを追加します。インポートが完了すると、ソフトウェアがノートブックイメージのメタデータに追加され、Jupyter サーバーの作成ページに表示されます。
- Software タブをクリックします。
- Add software ボタンをクリックします。
- Edit ( ) をクリックします。
- ソフトウェア 名を入力します。
- ソフトウェアの Version を入力します。
- Confirm ( ) をクリックしてエントリーを確定します。
- ソフトウェアを追加するには、Add software をクリックし、関連するフィールドに入力して、入力を確定します。
オプション: ノートブックイメージにパッケージを追加します。インポートが完了すると、パッケージがノートブックイメージのメタデータに追加され、Jupyter サーバーの作成ページに表示されます。
- Packages タブをクリックします。
- Add package ボタンをクリックします。
- Edit ( ) をクリックします。
- Package 名を入力します。
- パッケージの バージョン を入力します。
- Confirm ( ) をクリックしてエントリーを確定します。
- パッケージを追加するには、Add package をクリックし、関連するフィールドに入力して、入力を確定します。
- Import をクリックします。
検証
- インポートしたノートブックイメージは、Notebook image ページの表に表示されます。
- カスタムノートブックイメージは、Jupyter の Start a notebook server ページで選択できます。
関連情報