1.2. Red Hat Enterprise Linux ベースのノード上のコンテナーでのファイルシステムアクセスの有効化
ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャー (UPI) の Red Hat Enterprise Linux ベースに OpenShift Container Platform をデプロイしても、基礎となる Ceph ファイルシステムへのコンテナーアクセスは自動的に提供されません。
このプロセスは、Red Hat Enterprise Linux CoreOS をベースとするホストには不要です。
手順
クラスター内の各ノードで以下の手順を実行します。
- Red Hat Enterprise Linux ベースのノードにログインし、ターミナルを開きます。
ノードが rhel-7-server-extras-rpms リポジトリーにアクセスできることを確認します。
# subscription-manager repos --list-enabled | grep rhel-7-server
出力に
rhel-7-server-rpms
とrhel-7-server-extras-rpms
の両方が表示されない場合は、以下のコマンドを実行して各リポジトリーを有効にします。# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-extras-rpms
必要なパッケージをインストールします。
# yum install -y policycoreutils container-selinux
SELinux での Ceph ファイルシステムのコンテナーの使用を永続的に有効にします。
# setsebool -P container_use_cephfs on