7.4.5. 新規バケットクラスの作成


バケットクラスは、OBC (Object Bucket Class) の階層ポリシーおよびデータ配置を定義するバケットのクラスを表す CRD です。

以下の手順を使用して、OpenShift Container Storage でバケットクラスを作成します。

手順

  1. OpenShift Web コンソールの左側のペインで Operators → Installed Operators をクリックし、インストールされた Operator を表示します。
  2. OpenShift Container Storage Operator をクリックします。
  3. OpenShift Container Storage Operator ページで右側にスクロールし、Bucket Class タブをクリックします。

    図7.3 Bucket Class タブのある OpenShift Container Storage Operator ページ

    Screenshot of OpenShift Container Storage operator page with Bucket Class tab.
  4. Create Bucket Class をクリックします。
  5. Create new Bucket Class ページで、以下を実行します。

    1. Bucket Class Name を入力し、Next をクリックします。

      図7.4 Create Bucket Class ページ

      Screenshot of create new bucket class page.
    2. Placement Policy で Tier 1 - Policy Type を選択し、Next をクリックします。要件に応じて、いずれかのオプションを選択できます。

      • Spread により、選択したリソース全体にデータを分散できます。
      • Mirror により、選択したリソース全体でデータを完全に複製できます。
      • Add Tier をクリックし、別のポリシー階層を追加します。

        図7.5 階層 1 - Policy Type 選択ページ

        Screenshot of Tier 1 - Policy Type selection tab.
    3. 「Tier 1 - Policy Type」で「Spread」 を選択した場合、利用可能な一覧から 1 つ以上の Backing Store リソースを選択してから、Next をクリックします。または、新規バッキングストアを作成することもできます。

      図7.6 階層 1 - Baking Store 選択ページ

      Screenshot of Tier 1 - Backing Store selection tab.
注記

直前の手順で「Policy Type」に「Mirror」を選択する場合、2 つ以上のバッキングストアを選択する必要があります。

  1. Bucket Class 設定を確認し、確認します。

    図7.7 バケットクラス設定の確認ページ

    Screenshot of bucket class settings review tab.
  2. Create Bucket Class をクリックします。

検証手順

  1. Operators Installed Operators をクリックします。
  2. OpenShift Container Storage Operator をクリックします。
  3. 新しい Bucket Class を検索するか、または Bucket Class タブをクリックし、すべての Bucket Class を表示します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.