2.4. Red Hat OpenShift Container Storage Operator のインストール
Red Hat OpenShift Container Storage は、Red Hat OpenShift Container Platform Operator Hub を使用してインストールできます。
前提条件
- cluster-admin および Operator インストールのパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできること。
- Red Hat OpenShift Container Platform クラスター内の 2 つのデータセンターに均等に分散された 4 ワーカーノードがあります。
- その他のリソース要件については、デプロイメントのプランニング を参照してください。
OpenShift Container Storage のクラスター全体でのデフォルトノードセレクターを上書きする必要がある場合は、コマンドラインインターフェイスで以下のコマンドを使用し、
openshift-storage
namespace の空のノードセレクターを指定できます (この場合、openshift-storage namespace を作成します)。$ oc annotate namespace openshift-storage openshift.io/node-selector=
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ノードに Red Hat OpenShift Container Storage リソースのみがスケジュールされるように、そのノードに
infra
のテイントを設定します。これにより、サブスクリプションコストを節約できます。詳細は、ストレージリソースの管理および割り当てガイドの Red Hat OpenShift Container Storage に専用のワーカーノードを使用する方法 の章を参照してください。
手順
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Web コンソールで Operators
OperatorHub ページに移動し、クリックします。 - スクロールするか、またはキーワードを Filter by keyword ボックスに入力し、OpenShift Container Storage Operator を検索します。
- OpenShift Container Storage Operator ページで、Install をクリックします。
Install Operator ページで、以下の必須オプションがデフォルトで選択されます。
- Channel を stable-4.8 として更新します。
- Installation Mode オプションに A specific namespace on the cluster を選択します。
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Installed Namespace に Operator recommended namespace openshift-storage を選択します。namespace
openshift-storage
が存在しない場合、これは Operator のインストール時に作成されます。 - 承認ストラテジー を Automatic または Manual として選択します。
Install をクリックします。
Automatic (自動) 更新を選択している場合、Operator Lifecycle Manager (OLM) は介入なしに、Operator の実行中のインスタンスを自動的にアップグレードします。
Manual (手動) 更新を選択している場合、OLM は更新要求を作成します。クラスター管理者は、Operator が新規バージョンに更新されるように更新要求を手動で承認する必要があります。
検証手順
OpenShift Container Storage Operator に、インストールが正常に実行されたことを示す緑色のチェックマークが表示されていることを確認します。
次のステップ
OpenShift Container Storage クラスターを作成します。
詳細は、OpenShift Container Storage クラスターの作成 を参照してください。