第2章 ストレージクラス
OpenShift Container Storage Operator は、使用されるプラットフォームに応じてデフォルトのストレージクラスをインストールします。このデフォルトストレージクラスは Operator によって所有され、制御されるため、削除したり変更したりすることはできません。ただし、カスタムストレージクラスを作成して他のストレージリソースを使用したり、アプリケーションに異なる動作を提供したりできます。
カスタムストレージクラスは、外部モード の OpenShift Container Storage クラスターではサポートされません。
2.1. ストレージクラスおよびプールの作成
既存のプールを使用してストレージクラスを作成するか、またはストレージクラスの作成中にストレージクラスの新規プールを作成できます。
前提条件
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OpenShift Container Platform の Web コンソールにログインしており、OpenShift Container Storage クラスターが
Ready
状態にあることを確認します。
手順
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Storage
Storage Classes をクリックします。 - Create Storage Class をクリックします。
- ストレージクラスの Name および Description を入力します。
- Reclaim Policy について Delete または Retain のいずれかを選択します。デフォルトでは、Delete が選択されます。
- 永続ボリュームのプロビジョニングに使用されるプラグインである RBD Provisioner を選択します。
一覧から既存の ストレージプール を選択するか、または新規プールを作成します。
- 新規プールの作成
- Create New Pool をクリックします。
- Pool name を入力します。
- Data Protection Policy として 2-way-Replication または 3-way-Replication を選択します。
データを圧縮する必要がある場合は、Enable compression を選択します。
圧縮を有効にするとアプリケーションのパフォーマンスに影響がある可能性があり、書き込まれるデータがすでに圧縮または暗号化されている場合は効果的ではない可能性があります。圧縮を有効にする前に書き込まれたデータは圧縮されません。
- Create をクリックして新規ストレージプールを作成します。
- プールの作成後に Finish をクリックします。
- (オプション) Enable Encryption チェックボックスを選択します。
- Create をクリックしてストレージクラスを作成します。