第12章 マネージドクラスター間のアプリケーションのフェイルオーバー


本セクションでは、busybox サンプルアプリケーションをフェイルオーバーする方法を説明します。Regional-DR のフェイルオーバー方法はアプリケーションベースです。この方法で保護される各アプリケーションには、Create Sample Application for DR testing セクションで説明されているように、対応する DRPlacementControl リソースとアプリケーション namespace で作成された PlacementRule リソースが必要です。

手順

  1. ハブクラスターで Installed Operators に移動し、Openshift DR Hub Operator をクリックします。
  2. DRPlacementControl タブをクリックします。
  3. DRPC busybox-drpc をクリックしてから、YAML ビューをクリックします。
  4. 以下のスクリーンショットのように、action および failoverCluster の詳細を追加します。failoverCluster はセカンダリーマネージドクラスターの ACM クラスター名である必要があります。

    DRPlacementControl add action Failover

    Image show where to add the action Failover in the YAML view

  5. Save をクリックします。
  6. アプリケーションの busybox がセカンダリーマネージドクラスター (YAML ファイルに指定されるフェイルオーバークラスター ocp4perf2) で実行されていることを確認します。

    $ oc get pods,pvc -n busybox-sample

    出力例:

    NAME          READY   STATUS    RESTARTS   AGE
    pod/busybox   1/1     Running   0          35s
    
    NAME                                STATUS   VOLUME                                     CAPACITY   ACCESS MODES   STORAGECLASS                  AGE
    persistentvolumeclaim/busybox-pvc   Bound    pvc-79f2a74d-6e2c-48fb-9ed9-666b74cfa1bb   5Gi        RWO            ocs-storagecluster-ceph-rbd   35s
  7. busybox がプライマリーマネージドクラスターで実行していないことを確認します。

    $ oc get pods,pvc -n busybox-sample

    出力例:

    No resources found in busybox-sample namespace.
重要

リリースノートの Known Issues に記載されている既知の Regional-DR の問題に注意してください。

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