1.2. トークン認証方法を使用した KMS を使用したクラスター全体の暗号化の有効化


Valut でトークン認証のキー値バックエンドパスとポリシーを有効にするには、次の手順に従います。

前提条件

手順

  1. Vault で Key/Value (KV) バックエンドパスを有効にします。

    Vault KV シークレットエンジン API の場合は、バージョン 1 を使用します。

    $ vault secrets enable -path=odf kv

    Vault KV シークレットエンジン API の場合は、バージョン 2 を使用します。

    $ vault secrets enable -path=odf kv-v2
  2. 以下のコマンドを使用して、シークレットでの書き込み操作または削除操作の実行をユーザーを制限するポリシーを作成します。

    echo '
    path "odf/*" {
      capabilities = ["create", "read", "update", "delete", "list"]
    }
    path "sys/mounts" {
    capabilities = ["read"]
    }'| vault policy write odf -
  3. 上記のポリシーに一致するトークンを作成します。

    $ vault token create -policy=odf -format json
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