2.3. 利用可能なストレージデバイスの検索 (オプション)


このステップは追加の情報であり、ストレージクラスターの作成時にディスクは自動的に検出されるので、省略することができます。以下の手順を使用して、IBM Z 用に PV を作成する前に、OpenShift Data Foundation ラベル cluster.ocs.openshift.io/openshift-storage='' でラベルを付けた 3 つ以上のワーカーノードのそれぞれのデバイス名を特定します。

手順

  1. OpenShift Data Foundation ラベルの付いたワーカーノードの名前のリストを表示し、確認します。

    $ oc get nodes -l=cluster.ocs.openshift.io/openshift-storage=

    出力例:

    NAME          STATUS   ROLES    AGE     VERSION
    bmworker01    Ready    worker   6h45m   v1.16.2
    bmworker02    Ready    worker   6h45m   v1.16.2
    bmworker03    Ready    worker   6h45m   v1.16.2
  2. OpenShift Data Foundation リソースに使用される各ワーカーノードにログインし、利用可能な各 raw ブロックデバイスの一意の by-id デバイス名を見つけます。

    $ oc debug node/<node name>

    出力例:

    $ oc debug node/bmworker01
    Starting pod/bmworker01-debug ...
    To use host binaries, run `chroot /host`
    Pod IP: 10.0.135.71
    If you don't see a command prompt, try pressing enter.
    sh-4.2# chroot /host
    sh-4.4# lsblk
    NAME                         MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
    loop0                          7:0    0   500G  0 loop
    sda                            8:0    0   120G  0 disk
    |-sda1                         8:1    0   384M  0 part /boot
    `-sda4                         8:4    0 119.6G  0 part
    `-coreos-luks-root-nocrypt   253:0    0 119.6G  0 dm   /sysroot
    sdb                            8:16   0   500G  0 disk

    この例では、bmworker01 について利用可能なローカルデバイスは sdb です。

  3. 手順 2 で選択した各デバイスの一意の ID を特定します。

    sh-4.4#ls -l /dev/disk/by-id/  | grep sdb
    lrwxrwxrwx. 1 root root  9 Feb  3 16:49 scsi-360050763808104bc2800000000000259 -> ../../sdb
    lrwxrwxrwx. 1 root root  9 Feb  3 16:49 scsi-SIBM_2145_00e020412f0aXX00 -> ../../sdb
    lrwxrwxrwx. 1 root root  9 Feb  3 16:49 scsi-0x60050763808104bc2800000000000259 -> ../../sdb

    上記の例で、ローカルデバイス sdb の ID は以下になります。

    scsi-0x60050763808104bc2800000000000259
  4. 上記の手順を繰り返し、OpenShift Data Foundation で使用されるストレージデバイスを持つその他のすべてのノードのデバイス ID を特定します。詳細は、ナレッジベースアーティクル を参照してください。
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